【編集部活動報告】『企業会計』2021年3月

企業会計

 企業会計に携わる皆様、いかがお過ごしでしょうか。4月に入り、新しい生活が始まった方も多いかと思います。希望と不安が入り混じる季節、楽しみですね。
 さて、この記事では編集部がどのような思いを持って雑誌編集に取り組んでいるかを知っていただきたく、編集後記を公開するとともに、発行した雑誌や配信したコンテンツ等についてまとめてお知らせいたします。
 『企業会計』編集部は2021年3月1日~31日に、次のような雑誌の発行・コンテンツの配信を行いました。


3月3日(水)

 中央経済社HP【ビジネス専門書Online】(当サイト)にて『企業会計』関連コンテンツ「【なんちゃってDXからの脱却】『企業会計』2021年4月号特集」を配信。
 4月号特集のサマリーや関連書籍・バックナンバーを紹介。記事タイトルは4月号のトップ(雑誌の表紙の一番上に赤文字で書いてあるアレ)より。あそこは編集部員で相談して考えています。


3月4日(木) 4月号発売

 DX、収益認識、バーチャル株主総会とホットなトピックが集まった今号。まあ弊誌がホットなトピックを集めるのはいつものことですけれど。




  • 『企業会計』2021年4月号
  • 『企業会計』2021年4月号
    定価:2,710円(税込)
    発売日:2021/03/04
    特集:DXで「会計」はどう変わるか
    特別企画:収益認識実務の最終チェック
    特別対談:DX時代のバーチャル株主総会

3月5日(金)

 当サイトにて「【収益認識、準備OK?】『企業会計』2021年4月号特別企画」を配信。
 いよいよ本適用が始まる収益認識会計基準。その実務対応のための最終チェックを解説。


3月10日(水)

 当サイトにて「【編集部活動報告】『企業会計』2021年2月」を配信。
 記念すべき本コーナー第1回。見てくださる人がいると信じて。


3月11日(木)

 当サイトにて「【健康経営とは...?】『企業会計』2021年2月号特別企画」を配信。
 3月4日、経済産業省により「健康経営銘柄2021」が選定されたことを受けバックナンバーをとても迅速にご紹介。健康経営という言葉は聞いたことあるけど、そもそも何? という方にこそ読んでほしい2021年2月号特別企画です。



  • 『企業会計』2021年2月号
  • 『企業会計』2021年2月号
    定価:2,710円(税込)
    発売日:2021/01/04
    特集:withコロナ時代の決算の課題
    特別企画:「健康経営」で会社を元気にする

3月17日(水)

 当サイトにて「【21年のV総会は?】『企業会計』2021年4月号特別対談「DX時代のバーチャル株主総会」」を配信。
 4月号特別対談のご紹介。2020年から始まっているバーチャル株主総会導入の動きと、2021年6月株主総会の変化の見通しまで濃密な内容。なおざっとウェブ検索したところバーチャル株主総会を「V総会」を略す例は見当たらず、もしかしたら名付け親になれたのかもしれません。


3月18日(木)

 当サイトの特集にて「withコロナ決算の課題」を配信。
 2月号が紹介されました。本特集「【3月特集】コロナ禍決算、ともに乗り越えその先へ!」では他にも決算絡みの様々なトピックを配信しておりますので、ぜひチェックしてみてください。


3月19日(金)

 当サイトにて「【ひとつ上の経理へ】『企業会計』連載「経理部よ、真のビジネスパートナーたれ」後半戦へ」を配信。
 1月号より掲載中の連載「経理部よ、真のビジネスパートナーたれ 日本版FP&Aの夜明け」前半(1~4月号)までの内容紹介と、後半(5~12月号)の導入です。会計人材のキャリアパスのひとつ「FP&A」とは何か、ぜひチェックしてみてください。


3月半ば

 下版(げはん)。月1でやってくるが前回からあっという間すぎて正直びっくりします。この1カ月でぐっと暖かくなりました。


3月24日(水)

3月24日、弊社前 当サイトにて「【ハイブリッド経理になる!】『企業会計』2021年5月号特集」を配信。
 なんと早々に5月号特集の予告を出すことができました。テーマはタイトルずばり。多様な企業・立場から論じていただいています。








2021年5月号 編集後記

▽春眠暁を覚えぬ4月、街角で新社会人の初々しい姿をみかけて懐かしい気持ちになる方も多いのではないでしょうか。一方で、新たに配属になったメンバーの教育に頭を悩ませる方もいるはず。経理部というと、会計・税務等の専門性を高め正確に決算を行う人材を育てると考えられがちですが、それだけでは足りません。今後、経理部として必要とされ続けるには、経営にとっての「真のビジネスパートナー」になることが切に求められます。本号特集を通して実際の企業の方々の考え方や取組みを学び(21頁以下)、様々な立場の方の期待を通して目指す経理部の姿を考えるきっかけにしてほしい(52頁以下)と思います。また、具体的な研修内容も解説いただいているので(43頁以下)、役立つこと間違いなし!
▽本号表紙にあるたくさんのドアは、某作品に登場する「どこでもドア」をイメージしています。とはいえ、現実世界では、必ずしも望む環境に行くことができるとは限りません。特に、コロナ禍の影響やデジタルツールの発展に伴い先行きが不透明な今の時代では、ドアを開けた先が予想もしない世界だったということも多々あるのではないでしょうか。目まぐるしく変わる現在のビジネス環境下で活躍できる人材を育てるにはどうすればよいか。本特集タイトルの「どんな環境でも活躍できる」には、その思いを込めています。
▽若手メンバーの育成はもちろん大事ですが、中堅以上の方にとって、自分自身がどうなりたいかを考え、それに向かって様々なことに取り組み続けることは同じくらい大事です。その1つとして、常に最新の情報をキャッチし続けることが挙げられます。本号時事解説では、税制改正(68頁以下)、IIRCとSASBの統合(103頁以下)、デジタルガバナンス・コード(110頁以下)と、今話題のトピックを取り上げています。ぜひご一読を。



次号予告

◇『企業会計』2021年6月号のご案内
〈特集〉
実務家の知らない管理会計の10のエビデンス

混雑コストの存在/販売費及び一般管理費の重要性/コストドライバー/目標設定/ラチェット効果の存在/脱予算経営の諸要素/業績評価バイアス/インタラクティブコントロール/起業家ギャップ/創造性/実務においてエビデンスを利用する際の方法
〈新連載〉
趣味の時間:漢詩散策
 斎藤静樹
会計人が知っておきたい専門出版・査読論文の世界 佐藤 翔
(タイトル・テーマは予告なく変更する可能性がございます。)


 4月も『企業会計』編集部そして中央経済社をどうぞよろしくお願いします。
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