対話でわかる租税「法律家」入門

佐藤 修二 編著
木村 浩之
向笠 太郎
安田 雄飛

定価(紙 版):2,530円(税込)

発行日:2024/03/14
A5判 / 168頁
ISBN:978-4-502-48891-7

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本の紹介
法的思考を身につけたい税理士、税務担当者等を「法律家」の世界へ誘う入門書。執筆陣の生の対話で「法律家」のものの見方がわかる。租税法を学ぶ学生、若手弁護士も必携。

目次

第1章 納税者勝訴事例に学ぶ租税法の考え方
Ⅰ 租税法の解釈における諸原則
 1 文理解釈の基本とその射程
 2 私法の尊重
 3 通達の位置づけ
Ⅱ 適正な事実認定
 1 事業目的の正当な認定
 2 事案の全体像を的確に捉えた事実認定

第2章 国税不服審判所の外部登用制度─経験者による鼎談
Ⅰ 審判所の任期付職員制度
 1 応募の経緯
 2 勤務してみての感想
Ⅱ 審判所の組織・手続の概要
 1 審判所の組織
 2 審査請求の実際
 3 審査請求の処理状況とその分析
 4 主張・立証のポイント
Ⅲ まとめ
 1 審判所の任期を終えての今後の仕事
 2 審判所や国税組織について思うこと
 3 最後に

第3章 税務調査における法的視点の活用
Ⅰ 税務調査における法的視点の重要性
Ⅱ 課税要件に沿った争点の整理・分析の重要性
 1 考え方
 2 ケーススタディ
Ⅲ 「法的三段論法」に則った主張の重要性
 1 考え方
 2 ケーススタディ
Ⅳ 「書面」による主張の重要性
 1 考え方
 2 ケーススタディ

著者紹介

佐藤 修二(さとう しゅうじ)

木村 浩之(きむら ひろゆき)

向笠 太郎(むかさ たろう)

安田 雄飛(やすだ ゆうと)