幸福の測定―ウェルビーイングを理解する

鶴見 哲也
藤井 秀道
馬奈木 俊介
定価:2,860円(税込)

発行日:2021/11/09
四六判 / 308頁
ISBN:978-4-502-40401-6

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本の紹介
何を「幸せ」と感じるのかは人それぞれだが、「共通の傾向」があることが学術的に明らかになっている。本書は、幸せの決定要因を追求しながら、各地域に適した政策を提言する。

目次

第1章 ウェルビーイング(幸福)とは
 ウェルビーイング(幸福)指標
 OECDのBetter Life Index
 ダニエル・カーネマンのインタビュー
 経済発展は幸せにつながっているのか
 なぜ経済発展をしても幸福度が高まらないのか
 フィンランドと日本の幸福度の違い
 フィンランドと日本の「人とのつながり」
 フィンランドと日本の「仕事と生活のバランス」
 フィンランドと日本の「自然とのつながり」
 「自然とのつながり」と環境配慮行動

第2章 日本の幸福度
 日本の幸福度の分布
 年齢と幸福度
 経済的な豊かさと幸福度
 労働環境と幸福度
 都道府県別の幸福度

第3章 お金と幸福
 経済的豊かさは幸福を高め続けるのか
 日本ではどうなのか
 他国との比較
 人生の評価の評価軸は人それぞれ
 お金の使い方と幸福度
 モノ消費からは幸せは得られないのか
 日本とフィンランドの消費スタイルの違い
 「プラネタリーバウンダリー」という概念
 コラム:北欧の人々はなぜ自分好みのモノを購入できるのだろうか

第4章 人とのつながりと幸福
 人とのつながりと幸福
 マズローの欲求段階説
 物質的な幸せから非物質的な幸せ
 子どもと幸福度
 北欧との比較
 コロナ禍を踏まえて

第5章 働き方と幸福
 私たちはなぜ働くのか
 国内30万人アンケートの回答
 北欧と比較して
 コラム:仕事を切り上げるために―フィンランドから学ぶべきこと
 コロナ禍を踏まえて

第6章 住みよさと幸福
 自宅や自宅周辺での居心地の良さ
 住みよさと幸福
 自然とのつながりと幸福度
 自然享受権
 森は「日常」
 地域への愛着と幸福度

第7章 幸福度の地域別比
 都道府県の比較
 政令指定都市の比較
 東京23区の比較

第8章 国内47都道府県における人々の選好の比較
 調査内容及び質問項目の説明
 国内47都道府県のランキング

第9章 大都市における人々の選好の比較
 調査内容及び質問項目の説明
 東京都と国内20政令指定都市のランキング

第10章 東京23区における人々の選好の比較
 調査内容及び質問項目の説明
 東京23区のランキング

著者紹介

鶴見 哲也(つるみ てつや)
[プロフィール]
南山大学総合政策学部准教授
東京大学新領域創成科学研究科助教を経て現職。
2018年に環境経済・政策学会学会賞(奨励賞)を受賞。

[主な著作]
「Handbook on Wellbeing, Happiness and the Environment」共同執筆のほか、経済発展と幸福度についての研究をJournal of Environmental Economics and Management, Ecological Economics, Journal of Cleaner Production, Journal of Happiness Studies等の主要国際雑誌に多数掲載。

藤井 秀道(ふじい ひでみち)
[プロフィール]
九州大学経済学研究院・准教授
地域の豊かさ(新国富)を見える化するツール「EvaCva-Sustainable」の開発を行っている。
令和3年度科学技術分野の文部科学大臣表彰「若手科学賞」を受賞。

[主な著作]
『環境経営の日米比較』、『豊かさの価値評価:新国富指標の構築』など。

馬奈木 俊介(まなぎ しゅんすけ)
[プロフィール]
九州大学工学研究院教授・主幹教授・都市研究センター長
国連「新国富報告書」代表、多くの国連報告書の統括代表執筆者、 OECD(経済協力開発機構貿易・環境部会)副議長、2018年・世界環境資源経済学会共同議長などを歴任。世界各国の新国富指標など、持続可能性を評価する手法の開発を代表して行っている。
第16回日本学術振興会賞受賞。第25期日本学術会議会員

[主な著作]
書籍『ESG経営の実践』、『持続可能なまちづくり』、『新国富論』など多数。

担当編集者コメント
世界最大規模、国内最大規模の調査からわかった“幸せの形”の最新成果を紹介。

★幸福度ランキング★(主観的幸福度)

●都道府県ランキング
1位 沖縄県
2位 滋賀県
3位 宮崎県


●大都市ランキング(東京都+政令指定都市)
1位 北九州市
2位 神戸市
3位 横浜市


●東京23区ランキング
1位 千代田区
2位 渋谷区
3位 世田谷区


*続きは、本書をご覧ください!