現代の財務経営/2価値向上のための投資意思決定

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榊原 茂樹 編著
砂川 伸幸 編著
定価:2,640円(税込)

発行日:2009/02/16
A5判 / 240頁
ISBN:978-4-502-66310-9

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本の紹介
企業が行う事業投資やM&Aは、将来の利益やキャッシュフローに直結し企業価値に決定的な影響を与える。株主価値創造の観点から有形・無形の事業資産に行う投資意思決定の原理と新しい知見。

目次


現代の財務経営?
価値向上のための投資意思決定

目次

第1章 投資決定と株主価値創造
1 経営財務職能とは
 2 投資決定の目的としての株式価値最大化
 3 経営者の意思決定の基準としての正味現在価値
 4 貨幣の時間価値と割引キャッシュフロー法
 5 割引キャッシュフロー法におけるリスクの処理
  (1) 安全な投資プロジェクトの評価
  (2) リスクのある投資プロジェクトの評価
 6 株式価値最大化目標と効率的市場仮説
 7 投資決定へのリアル・オプション法

第2章 リスクとリターン
 1 リスクとリターンについて
  (1) ゲームに見るリスクとリターン
  (2) 株式資産と無リスク資産
 2 ポートフォリオ理論
  (1) 標準偏差(ばらつき度合い)はリスクではない
  (2) 2銘柄の分散投資
  (3) 複数の危険資産の組み合わせ ……ほか
 3 資本資産評価モデル(CAPM)
  (1) リスク指標としてのベータ(β)
  (2) CAPMの意味
  (3) CAPMの検証
 4 3ファクターモデルと裁定価格理論(APT)
  (1) 3ファクターモデル
  (2) 裁定価格理論(APT)
 5 効率的市場仮説

第3章 企業価値評価
 1 資金の流れと実物投資
 2 企業価値と投資決定
 3 DCF法と現在価値
  (1) DCF法の考え方
  (2) リスクと割引率
  (3) DCF法の公式
 4 企業活動のリスクとリターン
  (1) 企業と投資プロジェクトのリスクとリターン
  (2) 株価に反映される企業活動のリスク
  (3) CAPMと株式の資本コスト ……ほか
 5 DCF法による企業価値評価
  (1) 企業価値について
  (2) 投資家にとっての企業価値
  (3) 企業価値評価におけるフリーキャッシュフロー ……ほか
 6 企業価値評価の数値例
  (1) WACCの推定
  (2) 期待FCFの現在価値
  (3) 継続価値と企業価値評価
 7 企業価値評価におけるEBITDA倍率
 8 実物投資と企業価値評価
  (1) 実物投資が企業価値に与える影響
  (2) スタンド・アローンの原則
  (3) 経営分析と投資プロジェクトの評価

第4章 株式価値の評価
 1 配当割引モデル
 2 残余利益モデル
 3 配当割引モデルと残余利益モデルの計算例
 4 配当割引モデルと残余利益モデルの実践
 5 株主資本・自己資本・純資産
 6 会計方針と残余利益モデル
 7 将来期間の予測
 8 財務諸表分析と残余利益モデル
 9 株価乗数モデル
 10 株価乗数モデルの実践
 11 会計方針と投資判断

第5章 実物投資決定の理論と事例
 1 伝統的な資本予算決定
  (1) 会計利益率法
  (2) 回収期間法
 2 割引キャッシュフロー法(DCF法)
  (1) DCF法におけるフリー・キャッシュフロー
  (2) 正味現在価値法(NPV法)
  (3) 内部収益率法(IRR法) ……ほか
 3 投資プロジェクトの評価に関するまとめ
 4 投資プロジェクトの資本コストの計測
 5 資本予算決定の仮想事例(ケーススタディ)
  (1) 投資計画
  (2) 資本コスト(WACC)
  (3) 会計利益率法 ……ほか
 6 投資の資本予算決定の理論と実際

第6章 投資決定としてのM&A
 1 M&Aの基本
  (1) 事業関連性に基づく分類
  (2) 買収対価の支払方法による分類
  (3) 友好的買収,敵対的買収と買収防衛策 ……ほか
 2 M&Aの会計
 3 M&Aによる価値創造
  (1) 規模の経済
  (2) 範囲の経済
  (3) 取引コスト低減 ……ほか
 4 M&Aにおける企業価値の評価
  (1) 市場株価方式
  (2) 時価純資産方式
  (3) 収益方式
 5 M&Aと株式市場の反応
 6 M&Aの実際(ケース・スタディー)
  (1) 水平型M&Aの事例:川崎製鉄+NKK→JFEホールディングス
  (2) 敵対的TOBの事例:スティールによるユシロ化学,
     ソトーへのTOB提案

第7章 リアル・オプションによる投資決定
 1 リアル・オプションとは
 2 リアル・オプションと金融オプション
 3 リアル・オプションの種類
  (1) 延期オプション
  (2) 拡大・縮小オプション
  (3) 一時閉鎖・再開オプション ……ほか
 4 リアル・オプションによる投資評価
  (1) リアル・オプション評価の基本原理
  (2) リアル・オプションの解法プロセス
  (3) M&A(Merger & Acquisition)の評価 ……ほか
 5 リアル・オプション評価の事例
  (1) 投資プロジェクトの戦略展開と事業計画
  (2) 投資機会の認識
  (3) 評価モデル ……ほか

第8章 株式市場のアノマリーと財務決定
 1 なぜ市場のアノマリーが存在するか
 2 裁定の限界
 3 投資家の非合理的行動
  (1) プロスペクト理論
  (2) メンタルアカウンティング
  (3) 応用例―気質効果 ……ほか
 4 財務行動と市場のアノマリー
  (1) 株式分割
  (2) 新規株式公開
  (3) 株式買戻し ……ほか

付  録  複利現価表・年金現価表

 索  引



著者プロフィール ■編著者紹介
榊原 茂樹(さかきばら しげき)
1945年生まれ
神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了,経営学博士
〔現在〕
関西学院大学商学部教授,神戸大学名誉教授,日本経営財務研究学会会長,証券経済学会常務理事
〔主著〕
『現代財務理論』千倉書房,1986年。
“The Japanese Stock Market : Pricing Systems and Accounting Information”(共著),Praeger Publishers, New York, 1988.
『現代の財務管理』(共著)有斐閣,2003年。
『パーソナルファイナンス入門』(共編著)中央経済社,2006年。
『知的資産ファイナンスの探求』(共編著)中央経済社,2007年。

砂川 伸幸(いさがわ のぶゆき)
1966年生まれ
神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期課程修了,博士(経営学)
〔現在〕
神戸大学大学院経営学研究科教授,日本ファイナンス学会理事,日本経営財務研究学会評議員
〔主著〕
『財務政策と企業価値』有斐閣,2000年。
『コーポーレート・ファイナンス入門』日経文庫,2004年。
『パーソナルファイナンス入門』(共編著)中央経済社,2006年。
“A theory of unwinding of cross-shareholding under managerial entrenchment” Journal of Financial Research 30,163-179(2007),JFR 2007 Outstanding Article Award.
『日本企業のコーポレートファイナンス』(共著)日本経済新聞社出版局,2008年。



























著者紹介

榊原 茂樹(さかきばら しげき)

砂川 伸幸(いさがわ のぶゆき)