日本の将来を変えるグリーン・イノベーション

馬奈木 俊介 編著
林 良造 編著
定価:3,960円(税込)

発行日:2012/09/19
A5判 / 300頁
ISBN:978-4-502-46160-6

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本の紹介
地球環境問題、エネルギー問題の緩和・解決に向けた技術革新であるグリーン・イノベーションの最新事例を紹介・検証するとともに日本の将来に向けて政策提言した意欲作。

目次


日本の将来を変える
グリーン・イノベーション

目次

 まえがき

第1章 企業戦略としてのグリーン・イノベーション
      ―不確実性の中での機会とリスク

 1 位置づけ
 2 ポテンシャル
 3 マクロとミクロの乖離
 4 ビジネスの視点
 5 政策のリスク
 6 普及促進へ向けて

第2章 世界のエネルギー情勢と日本のエネルギー戦略
 1 はじめに
 2 IEAとエネルギー安全保障
 3 21世紀のエネルギー安全保障
 4 温暖化対策とエネルギー安全保障
 5 電力系統線とエネルギー安全保障
 6 おわりに

第3章 グリーン・イノベーションと持続可能性
 1 はじめに
 2 イノベーションの歴史的定義
 3 グリーン・イノベーションの意義と必要性
 4 電気自動車の将来像とグリーン・イノベーション
 5 社会システムとグリーン・イノベーション
 6 持続可能性とグリーン・イノベーション
 7 おわりに

第4章 世界のグリーン・エネルギー政策
 1 グリーン・エネルギー政策とは何か
 2 グリーン・エネルギー政策から見た個別のエネルギー対策
 3 世界のグリーン・エネルギー政策動向
 4 グリーン・エネルギー政策への期待と課題

第5章 太陽光・風力発電の大量導入を考慮した日本の
     エネルギーシナリオ

 1 はじめに
 2 日本の原子力発電の現状と展望
 3 原子力発電の代替エネルギー
 4 太陽光・風力発電の大量導入を考慮した日本のエネルギー
    シナリオ

第6章 再生可能エネルギーの現状
 1 はじめに
 2 電源構成
 3 震災前の再生可能エネルギーと石油関連企業の株価の評価
 4 再生可能エネルギーの現状
 5 エネルギーごとの発電コスト
 6 おわりに

第7章 消費から考えるエネルギー
 1 日本のエネルギー消費と経済の動き
 2 消費者問題からみる対策の分類
 3 エネルギー消費削減対策の分類
 4 おわりに

第8章 サステナブル・モビリティ
 1 自動車を取り巻くエネルギー,環境情勢
 2 自動車用燃料・パワートレインの多様化と効率向上
 3 燃料供給面の課題
 4 海外での次世代自動車導入への政策例
 5 自動車/燃料に関する問題点,課題 ―政策,経済面から
 6 おわりに

第9章 Smarter Planetへの挑戦
 1 「Smarter Planet」の背景
 2 Smarter Planet実現のための3つの「I」
 3 3つの「I」で実現するSmarter Plannet事例
 4 Smarter Planetの核となるSmarter Cities(スマートな都市)
 5 日本におけるSmarter Cities(スマートな都市)の取り組み事例
 6 スマーター・レジリエント・シティー
 7 都市のスマート化を支援

第10章 アジアの火力発電の低炭素化と技術移転
 1 はじめに ―技術移転への期待
 2 〔事例1〕USCプラントの中国への移転
 3 〔事例2〕中国によるシェールガス開発技術の獲得可能性
 4 おわりに

第11章 スマートエネルギーネットワーク構築に向けた取り組み
 1  望ましいエネルギーミックス,新たなエネルギーシステム構築に
    向けた取り組み
 2 スマートエネルギーネットワーク実現に向けた取り組み
 3 スマートエネルギーネットワークの特徴
 4 スマートエネルギーネットワークの実例
 5 おわりに

第12章 未来の環境を守るメディアの力
 1 メディアの視点 ―環境報道とメディアリテラシー
 2 企業のエコとCSR
 3 環境を守る力となるメディアの可能性

 あとがき

 索引



著者プロフィール 【編著者紹介】
馬奈木 俊介(まなぎ しゅんすけ)
九州大学大学院工学研究科修了。
ロードアイランド大学大学院修了(Ph.D.(経済学博士))。
サウスカロライナ州立大学講師,東京農工大学工学部助教授,横浜国立大学経営学部准教授などを経て,東北大学大学院環境科学研究科准教授。
東京大学公共政策大学院特任准教授,経済産業研究所ファカルティフェロー,IGESフェロー,IPCCリードオーサーを兼任。
主な著作:
『環境ビジネスと政策―ケーススタディで学ぶ環境経営』(昭和堂,2012年,共著),
『環境経営の経済分析』(中央経済社,2010年),
『環境経済学をつかむ』(有斐閣,2008年,共著)等

林 良造(はやし りょうぞう)
京都大学法学部卒業,ハーバード大学ロースクール卒業。
資源エネルギー庁石油部長,経済産業大臣官房長,経済産業政策局長,東京大学公共政策大学院教授などを経て,東京大学公共政策大学院特任教授。
明治大学国際総合研究所長,経済産業研究所コンサルティングフェロー,帝人独立社外監査役,伊藤忠商事監査役を兼任。
主な著作:
『ケースで学ぶERM(エンタプライズ・リスクマネジメント)の実践』(中央
経済社,2010年,共編著),
『日米FTA戦略』(ダイヤモンド社,2007年,共監修),
『コーポレートガバナンスの政治経済学』(中央経済社,2008年,翻訳)






















著者紹介

馬奈木 俊介(まなぎ しゅんすけ)
[プロフィール]
九州大学工学研究院教授・主幹教授・都市研究センター長
国連「新国富報告書」代表、多くの国連報告書の統括代表執筆者、 OECD(経済協力開発機構貿易・環境部会)副議長、2018年・世界環境資源経済学会共同議長などを歴任。世界各国の新国富指標など、持続可能性を評価する手法の開発を代表して行っている。
第16回日本学術振興会賞受賞。第25期日本学術会議会員

[主な著作]
書籍『ESG経営の実践』、『持続可能なまちづくり』、『新国富論』など多数。

林 良造(はやし りょうぞう)
[プロフィール]
1970年 京都大学法学部卒業、通商産業省入省、1975-1976年 ハーバード大学ロー・スクール留学(LL.M.)。生活産業局長、大臣官房長、経済産業政策局長等を歴任。2005年より東京大学公共政策大学院教授。明治大学国際総合研究所長、経済産業研究所コンサルティングフェロー。

[主な著作]
『コーポレートガバナンスの政治経済学』(監訳,中央経済社,2008年)
『ケースで学ぶERMの実践』(共編著,中央経済社,2010年)
『日本の将来を変えるグリーン・イノベーション』(共編著,中央経済社,2012年)