不正調査の「法律」「会計」「デジタル・フォレンジック」の実務

本の紹介

法令やガイドラインを踏まえて、法的側面・会計的側面・デジタル・フォレンジック調査の観点から、横断的に不正調査の実務を解説。公認会計士・弁護士ならではの視点を盛り込む。

第1章　企業の不正対応の現状
1　企業不正の全体像
2　上場会社における不正の実態
3　改正公益通報者保護法

第2章　不正対応の概要
1　不正調査における行為規範
2　企業不正（不祥事）対応としての危機管理対策の要点

第3章　不正調査の法的側面
1　法的調査の概要
2　調査準備段階
3　本格調査段階
4　報告段階
5　処分対応
6　法的側面に関連する事例

第4章　不正調査の会計的側面
1　フォレンジック・アカウンティングとは何か
2　不正調査のアプローチ
3　情報収集
4　情報分析
5　仮説の構築
6　不正の手口
7　仮説の検証
8　勘定科目ごとの調査における留意点等
9　調査報告
10　フォレンジック・アカウンティングに関連する事例

第5章　不正調査とデジタル・フォレンジック
1　デジタル・フォレンジックの概要
2　初期調査段階
3　本格調査段階
4　報告段階
5　ネットワーク・フォレンジック
6　企業・組織におけるフォレンジックの内製化
7　eディスカバリー
8　デジタル・フォレンジックにおける事例

弁護士法人トライデント（べんごしほうじんとらいでんと）
［プロフィール］
弁護士法人トライデントのトライデント（三叉槍）には，以下の３つの意味が込められている。
①　経営陣による経営
②　法務
③　財務
「トライデント」の由来は，ギリシャ神話の海の神ポセイドンの武器である三叉槍にちなみ，主軸
である「経営陣の経営」を法律と会計の双方槍でしっかりガードする意味を込めている。開業当初か
らの理念である「法律と会計の両面から経営者に寄り添うホームドクターでありたい」という初志を
法人全体にもしっかりとつないでいる。設立メンバーは，いずれも弁護士と公認会計士の両資格を保
有し，十分な実務経験と資質を備えており，互いの強みを活かしたシナジー効果を顧問先およびクラ
イアントに提供している。

［主な著作］
（共著）
『社外役員の実践マニュアル』（中央経済社，2021年）
『不正調査の法律 会計 デジタル・フォレンジックの実務』（中央経済社，2023年）

アスエイト・アドバイザリー株式会社（あすえいとあどばいざりーかぶしきがいしゃ）