地域金融の未来―金融機関・経営者・認定支援機関による価値共創

森 俊彦

定価(紙 版):2,090円(税込)

発行日:2020/11/09
A5判 / 180頁
ISBN:978-4-502-36091-6

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本の紹介
地域経済をどう活性化していくかは、経済の改善に依存する。本書は、活性化のカギとなる地域金融について、現状と今後の金融機関、経営者、認定支援機関のあり方を提示。

目次

第1章 中小企業金融の現状と対応すべき具体的な展開シナリオ

第2章 金融行政の変遷と金融検査マニュアル廃止後の検査・監督とは

第3章 政府の中小企業支援における事業の「見える化」と「磨き上げ」に向けた取組みと支援策

第4章 中小企業が取り組むべきこと

第5章 金融機関が取り組むべきこと

第6章 認定支援機関が取り組むべきこと

第7章 地域経済エコシステムの「好循環のループ構築」に向けて

第8章 アフターコロナ

著者紹介

森 俊彦(もり としひこ)
[プロフィール]
一般社団法人 日本金融人材育成協会 会長

1979年東京大学経済学部卒業、同年日本銀行入行。シカゴ大学大学院留学(経済学マスター)、ニューヨーク事務所次長、信用機構局参事役(バーゼル銀行監督委員会・日本代表)、考査局参事役(上席考査役)、金沢支店長、金融機構局審議役などを経て、2011年金融高度化センター長。現在、金融庁参与、商工中金アドバイザー、中小機構中小企業応援士を務める。

(政府委員)
経済産業省「ローカルベンチマーク活用戦略会議」委員(2016年~)、内閣府「知財のビジネス価値評価検討タスクフォース」委員(2017年~)、環境省「ESG金融懇談会」委員(2018年~)、金融庁「融資に関する検査・監督実務についての研究会」メンバー(2018年~)、環境省「ESG金融ハイレベル・パネル」委員(2019年~)、金融庁「金融仲介の改善に向けた検討会議」メンバー(2019年~)、内閣府「価値デザイン経営ワーキンググループ」委員(2020年~)

担当編集者コメント
「全国の中小企業の元気を引き出し後押しして明るい未来を創りたい」

この想いをもとに、
①中小企業金融がどのような変遷をへて現在の状況になったか、そして現在どのような状況か
②現在、政府の中小企業支援への取組みはどのようになっているか
③この状況の中、金融機関、中小企業経営者、認定支援機関はどのように対応していけば良いか
について、各政府委員を務めて経緯と現状を熟知している著者が、1論点原則2頁でコンパクト、かつわかりやすく解説しています。


本書は、以下の皆様にオススメします!
<金融機関役職員>
銀行、信用金庫、信用組合、JAバンク等の役職員の方々
<中小企業経営者>
中小企業の経営者、後継者、経営幹部の方々
<認定支援機関>
税理士、公認会計士、弁護士、弁理士、中小企業診断士等の方々


本書をお読みいただくと、中小企業支援にかける著者の想いとパワーを感じ取っていただけると思います。
ぜひお役立てください!