「経理」の本分―部署の存在意義、業務の原則、部員の心得

  • 電子版あり

武田 雄治
定価:2,530円(税込)

発行日:2019/12/06
A5判 / 192頁
ISBN:978-4-502-32811-4

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本の紹介
経理部は何のために存在し、何をやっていて、そこでどう働けばいいのか。数多くの現場を見てきた著者が、経営者から「ありがとう」と言われる仕事をするための基本を伝授する。

目次



「経理」の本分
―部署の存在意義,業務の原則,部員の心得
目次

第1章 経理部の本分と存在意義
―「真の経理部」とは何か
 1  経理部の本分とは
 2  経理部とは何をする部署なのか
 3  経理部の3つの段階の進化のプロセス
 4  「情報製造業」と「情報サービス業」の違い

第2章 経理部の仕組み
―経理部の6つの業務
 1  経理部の業務の本質は「インプット→スループット→アウトプット」
   による価値創造価値提供にある
 2  企業全体における経理部の価値創造価値提供のプロセス
 3  経理部の主たる6つの業務

第3章 経理部の日常業務とは
―日常的に経理部員は何をすべきか
 1  インプット業務(仕訳入力)
【インプット業務の原則1】事象と仕訳に同時性があること
【インプット業務の原則2】事象と仕訳が一対一であること
【インプット業務の原則3】 仕訳入力はエビデンスベースであること
【インプット業務の原則4】 自社の事業内容や事業モデルを理解
                していること
 2  チェック業務(検証統制)
【チェック業務の原則1】全件チェックをすること 
【チェック業務の原則2】チェックもエビデンスベースであること
【チェック業務の原則3】第三者によるチェックであること
【チェック業務の原則4】性悪説的なチェックであること
【チェック業務の原則5】 チェックする際はアサーションを意識すること
 3  管理業務(債権債務管理等)
【管理業務の原則1】 明細作成ではなく,実態把握をすること
【管理業務の原則2】 経営者やフロントオフィスにフィードバックすること
【管理業務の原則3】取引の実態に合わせて進化させること
 4  決算業務から逆算した日常業務の仕組みの作り方

第4章 経理部の決算業務とは
―ディスクロージャーのために経理部員は何をすべきか
 1  アウトプット業務(決算監査資料作成)
【アウトプット業務の原則1】 第三者が見てわかる資料を作成すること
                 (属人化を排除すること)
【アウトプット業務の原則2】網羅的に作成すること
【アウトプット業務の原則3】有用性のあるものを作成すること
【アウトプット業務の原則4】 資料は「縦割り」ではなく「横串」で作ること
【アウトプット業務の原則5】 体系的に保管すること
                 (リファレンスナンバーの導入)
 2  分析業務(財務分析の実施)
【分析業務の原則1】分析業務の目的を知っておくこと
【分析業務の原則2】分析業務は経理部で実施すること
【分析業務の原則3】 分析は「指標算出」ではなく,数値の動きを
             言葉で説明すること
【分析業務の原則4】性悪説的に見ること
【分析業務の原則5】分析もエビデンスベースであること
【分析業務の原則6】長期のトレンドを追うこと
【分析業務の原則7】リードシートを作成すること
【分析業務の原則8】 森を見てから枝を見ること
             (マクロ的な視点を持つこと)
【分析業務の原則8− 2(補足)】幹から根の奥深くまで掘り下げてみる
                   こと(ミクロ的な視点を持つこと)
【分析業務の原則9】「分析>突合」
【分析業務の原則10】勝手な重要性基準を設けないこと
 3  開示業務(開示資料作成)
【開示業務の原則1】最終成果物を理解すること
【開示業務の原則2】ゴールから逆算して考えること
【開示業務の原則3】 資料は「縦割り」ではなく「横串」で作ること

第5章 経理部のサポート業務とは
―経営をサポートし,企業価値を高めるために経理部は何をすべきか
 1  1s t ステップ:現状を知る(過去の数値を分析する)
 2  2ndステップ:1年後を予測する(未来を読む)
 3  3r dステップ:5年後のストーリーを描く(企業価値を高める)
  ⑴ 未来を描く視点
  ⑵ 経理部が企業価値を高めるためにやるべきこと
     A :資金調達
     B :キャッシュの循環
     C :キャッシュの最適配分
  ⑶ 企業価値を高めるためのストーリーを描く

第6章  自己の価値を向上させる経理部員の心得
―自分が変われば会社は変わる
 1  AIに仕事を奪われないための心得
  心得1 :AIに仕事が奪われると騒ぎすぎない
  心得2 :目の前の仕事を極めろ
  心得3 :経理部の仕事は金庫番でも仕訳屋でもない
  心得4 :決算担当者の仕事は,決算を「締める」ことではない
 2  「真の経理部」に必要とされる経理部員になるための心得
  心得5 : 現場(フロントオフィス)で何が行われているのかに
       関心を持て
  心得6 :自社の製品サービスを使え
  心得7 :業界のトレンドや消費者の動向に関心を持て
  心得8 :社会経済の動きに関心を持て
  心得9 :利害関係者が何を求めているのかを見抜く力を付けよ
  心得10 :自社のストーリーを描け
  心得11 :わかりやすく表現するプレゼン力を身に付けよ
 3  人の上に立つ者の心得
  心得12 :経理部のビジョンを示せ
  心得13 : 部門長は部のトップであるだけでなく,他部門との調整弁
        でもある
  心得14 :プレイングマネージャーになるな
  心得15 :属人化は「悪」である
  心得16 :指示と感謝は具体的に言葉で伝えろ
 4  部下としての心得
  心得17 :若いうちは仕事を選ばず,何でも吸収せよ
  心得18 :ビジネスアワー以外の時間の使い方で人生は変わる
  心得19 :自ら手を挙げて,上司の仕事を奪え
  心得20 :おかしいと思ったことは上司に直訴せよ
  心得21 :過去のやり方を踏襲する必要はない
 5  仕事の生産性を高めるための心得
  心得22 :1日2時間集中すれば大抵の仕事は片付く
  心得23 :自分の価値と労働時間は比例しない
  心得24 :自分の価値と年収はいずれ収斂する
  心得25 :隣の芝を見るな,生き急ぐな
  心得26 :転職独立も考えておけ



著者プロフィール
《著者紹介》
武田 雄治(たけだ ゆうじ)
公認会計士
武田公認会計士事務所 所長
関西学院大学商学部卒業。
KPMG(現・有限責任 あずさ監査法人),東証上場企業財務経理部門,コンサルティング会社勤務等を経て,現在に至る。
監査をする側と監査をされる側の両方の経験を活かし,「経理を変えれば会社は変わる」との信念のもと,これまで数多くの上場企業財務経理部門の業務改善を行ってきた。決算早期化,決算業務
改善,IFRSの分野では第一人者と称されている。

【著書】『「経理の仕組み」で実現する 決算早期化の実務マニュアル〈第2版〉』(単著),『先行開示事例から学び取る IFRS導入プロジェクトの実務』(共著)(いずれも中央経済社)など多数。
【ホームページ】「武田公認会計士事務所」 http://www.cpa-takeda.com/
【ブログ】「CFOのための最新情報」 http://blog.livedoor.jp/takeda_cfo/
【連絡先】otoiawase@cpa-takeda.com


著者紹介

武田 雄治(たけだ ゆうじ)
公認会計士、武田公認会計士事務所所長。
関西学院大学商学部卒業。KPMG(現有限責任あずさ監査法人)、東証上場企業財務経理部門、コンサルティング会社勤務等を経て、現在に至る。監査をする側と監査をされる側の両方の経験を活かし、「経理を変えれば会社は変わる」との信念のもと、これまで数多くの上場企業財務経理部門の業務改善を行ってきた。決算早期化、決算業務改善、IFRSの分野では第一人者と称されている。