【会計に歴史あり】『企業会計』電子版オススメ紹介

企業会計

 『企業会計』をはじめ、中央経済社雑誌の電子版の更新が早くなりました! なんと紙版とほぼ同じタイミングでお読みいただけます。
 そこで電子版ならではのご活用方法を紹介します。この記事では「会計の歴史・成立ちに注目したバックナンバー」を一部ご紹介します。

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\\最新号の更新が早くなりました!//


雑誌電子版の特徴


1 30年分が読み放題
 電子版は過去30年分(1989年1月~)の記事を掲載。最新号だけでなく、全ての記事が読み放題となっております。
2 目次検索
 目次による検索で、時系列的な記事の閲覧や話題となったテーマを知ることができます。
3 多彩な検索機能
 執筆者名や発行年月等の絞込み、本文中をキーワード検索することで必要な記事だけを探すことができます。
4 読みやすいフォーマットを採用
 雑誌の掲載頁そのままのPDF形式で提供しています。閲覧する際には、拡大、縮小することでさらに読みやすくなっています。
5 印刷で場所取らず
 必要な記事のみを印刷することで場所をとることなくお手元に残せます。
6 24時間
 当PDFの閲覧有効期限は24時間です。パソコンに保存して閲覧する場合は再度ダウンロードいただけます。
7 最新号もすぐ更新
 最新号がなんと発売日から同時期に更新されます(号によりタイミングは異なります)。
8 品切れの号も読める
 紙版では品切れとなり、入手が困難な号も全て揃っています。

 詳細・お申込みは弊社ホームページにて!

 また、複数IDで見る場合は法人向けプランもございます。ご案内ページをぜひご覧ください。

 2010年1月号以降の目次はこちらからご覧いただけます。また、ご不明の点がございましたらフォームよりお問い合わせください。









歴史的バックナンバー①

2019年5月号 
事件と事件を結んでいくと...時代が浮かび上がる!

 世間を揺るがした事件の数々。それが会計にどのような意味を持ち、どのような影響を及ぼしたのか。事件ごとに切り込んでいきます。

 

【特集】平成の黒い霧 会計・ガバナンスを揺るがせた大事件
■政治とカネと会計責任:リクルート事件で幕を開けた平成(醍醐 聰)
■経営者による会社の「私物化」:イトマン事件、大王製紙事件、日産自動車事件(尾崎安央)
■バブル崩壊と金融大再編:山一、長銀、日債銀の破たん(窪田真之)
■短期主義とコーポレートガバナンス:村上ファンド事件、ライブドア事件(牛島 信)
■平成の大型不正会計事件史:カネボウ事件、オリンパス事件、東芝事件(亀岡恵理子)
■まさかあの会社が...平成の大型倒産:そごう、マイカル、日本航空、タカタの破たん(友田信男)
■金融技術の発展の光と影:オンライン取引、デリバティブ、証券化、仮想通貨(森下哲朗)
■自然災害と対峙する管理会計:阪神・淡路大震災、東日本大震災(三矢 裕・佐々木郁子)
■年表―会計・ガバナンスの平成史




歴史的バックナンバー②

2019年1月号 
見えないモノを見ようとして。

 『企業会計』創刊70周年も相まって企画された特集。会計の原点を振り返り、「Post HEISEI」を見据えたトピックが集まっています。表紙はピーテル・ブリューゲルのあの絵画。意味深ですね。

 

【特集】現代会計の危機
■特集解題「現代会計の危機」(辻山栄子)
■創刊70周年記念座談会 平成『後』の会計基準へ―Accounting in Post HEISEI(斎藤静樹・安藤英義・小野行雄・今給黎真一・辻山栄子(司会))
■非上場株式の公正価値測定:負の連鎖のはじまり(秋葉賢一)
■会計と会計学のレーゾン・デートル(友岡 賛)
■歴史的原価会計は危機に瀕しているのか(角ヶ谷典幸)
■無益で不確かな割引現在価値情報(福井義高)
■受託責任概念と会計責任概念の後退(椛田龍三)
■会計専門職とその監査が直面する危機:公認会計士に求められる判断(吉見 宏)
■AI時代の会計の質の変容と「フューチャー・ハザード」(田口聡志)
■『会計と幸福』:準需要飽和・準完全競争下の<経済>社会のアカウンティング(鈴木智英)




歴史的バックナンバー③

2018年1月号 
線路は続くよ、どこまでも!

 会計の歴史を辿る本特集。過去を知ることが今を、そして未来を知ることに繋がります。表紙にはポール・ゴーギャンの絵画が。読むと旅に出た気分になれるはずです。

 

【特集】会計の誕生 我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか
■会計記録の誕生(工藤栄一郎)
■複式簿記の誕生(清水泰洋)
■フランス商事王令のもとでの記帳義務(弥永真生)
■証券市場規制のもとでの財務報告(大石桂一)
■株式会社の登場と会計報告の始まり:イギリス東インド会社にみる貸借対照表の萌芽(杉田武志)
■会計専門職としての監査人の誕生(百合野正博)
■大規模会計専門職集団としての BIG4(監査法人)の誕生(松本祥尚)
■ルネサンス・イタリアの商人形成:ベネデット・コトルリ『商業技術の書』を手がかりに(大黒俊二)
■高等教育機関(大学)における会計教育(橋本武久)
■近代会計学の誕生:20世紀初頭アメリカ会計学における理論展開(桑原正行)
■会計学研究に対する方法論の誕生:人間の二元性と向き合う(山地秀俊)




歴史的バックナンバー④

2017年1月号 
我等と志を等くする同學の士よ來り参ぜよ

 戦後日本で会計の基礎を築いた先生をフィーチャー。表紙トップの「我等と志を等くする同學の士よ來り参ぜよ」は、『企業会計』創刊号に佐藤孝一先生が記した言葉です。

 

【特集】戦後会計史9の軌跡 会計の可能性に挑んだ巨匠たち
■高瀨莊太郎先生―社会学的・経済学的アプローチによる会計理論の構築と暖簾(グッドウヰル)の研究―(久野光朗)
■岩田 巖先生―岩田学説を貫く記録と事実の照合―(万代勝信)
■佐藤孝一先生―先生と早稲田会計学と『企業会計』―(川村義則)
■馬場克三先生―社会経済的根源から会計現象を解明する―(久木田重和)
■不破貞春先生―会計学主流批判と時価主義会計の提唱―(今福愛志)
■阪本安一先生―会計基礎概念の追究と引当金論争―(郡司 健)
■久保田音二郎先生―『適正表示の監査』を読み直す―(津田秀雄)
■日下部與市先生―わが国公認会計士監査の底流にある思考―(脇田良一)
■井尻雄士先生―異色の存在、その挑戦と足跡―(石川純治)
■対談 女性会計学者の足跡とこれから(北村敬子・井原理代)




歴史的バックナンバー⑤

2016年8月号 
歴史武装で実務無双

 企業の管理監督をどうするか? 重要なテーマを歴史から分析します。今春にコーポレートガバナンス・コードの改訂も控えていますので、今一度チェックしてみるとよいかもしれません。

 

【特集】蘇える旧商法 会社法世代のためのコーポレートガバナンスの歴史
■取締役会の誕生:経営の監督をいかに実現するか(岸田雅雄)
■監査役制度の変遷:ガバナンスの歴史は取締役会改革へ!?(高田晴仁)
■会計監査人の導入:制度への不信感をどう払拭するか(手塚仙夫)
■委員会等設置会社制度の発足:3つの委員会はなぜ生まれたのか(中村直人)
■執行役制度の創設:機動的な意思決定と監督強化の実現に向けて(石井裕介)
■内部統制システムの構築義務:2つの裁判から考える法的責任論(山口利昭)
■経営判断原則の誕生:法令との向き合い方を変えた野村證券事件(大杉謙一)
■ストック・オプション制度の展開:報酬規制のあり方を考える(久保田安彦)
■総会屋と利益供与規制:株主との対話の本質を探る(牛島 信)




歴史的バックナンバー⑥

2016年1月号 
その時会計が動いた!

 こちらはテーマごとの日本会計史を掘り下げ。今も重要となっているトピックの歴史を繙くことで、未来に繋がるヒントが得られるはずです。

 

【特集】戦後会計史:9の転機 何が変革を生んだのか?
■公認会計士監査に対する期待は高まっているのか?(千代田邦夫)
■企業会計原則、その現代的意義(若杉 明)
■「単体」から「連結」へ(小宮山 賢)
■会計ビッグバンから「東京合意」へ:コンバージェンスへの道程と課題(石川純治)
■IFRS導入へ:コンバージェンス、アドプション(辻山栄子)
■商法会計から会社法会計へ(弥永真生)
■公正処理基準と税会計処理基準:法人税法上認められる「企業会計」とは?(成道秀雄)
■会計研究のダイナミズム:実証、そして実験へ(山地秀俊)
■戦後日本管理会計の盛衰(上總康行)




歴史的バックナンバー⑦

2015年10月号 
歴史に学び、歴史を作る!

 「制度で決まっているから」「慣行としてずっとこのように処理しているから」粛々とルーティンをこなす――会計・監査・経理・財務にはそんなイメージがあるのでは? 制度や慣行が生まれてきた「歴史」すなわち経緯や趣旨の理解にこそ、実は会計の面白みがあります。現在の会計・監査の制度や常識等に影響を与えた重要な9つの事件を取り上げ、事件の概要とその現代的な意義を整理します。

 

【特集】戦後会計史9大事件――現行制度の源流を探る
■解題(町田祥弘)
■山陽特殊製鋼事件(阿部光成)
■不二サッシ事件(鳥飼裕一)
■山一證券事件(手塚仙夫)
■足利銀行事件(小笠原 直)
■西武鉄道事件(山田善隆)
■カネボウ事件(中嶋克久)
■オリンパス事件(加藤 厚)
■エンロン・ワールドコム事件(間島進吾)
■金融危機―リーマン・ショック(井上寅喜・長谷川直彦)





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