

M&A Booklet/データで読み解く 日本のM&A40年史
- 本の紹介
- レコフデータ12万件超のデータをもとに、日本のM&A40年の歩みを4つの時代に分け視覚的にたどります。定量データと専門知見を通じ、M&Aの歴史を俯瞰できる一冊。
目次
第1章 M&A史を読み解く4つの時代
1 4つの時代区分
2 1990年まで
3 1991年から1998年まで
4 1999年から2008年まで
5 2009年以降
第2章 M&A黎明期からバブル期:1990年まで
1 日本初のM&Aチーム誕生
2 「大店法」成立がM&Aの追い風に
3 「M&Aは証券業務」、大蔵省が認知
4 バブルと海外大型買収
第3章 古い秩序の崩壊:1991年~1998年
1 リストラ型M&A増加、金融大再編の予兆も
2 「日本版金融ビッグバン」構想打ち出す
3 大恐慌の1997年と「山一ドミノM&A」
第4章 新しい枠組みの構築:1999年~2008年
1 3行統合による「みずほグループ」誕生
2 都市銀行の再編 13行から4グループへ集約
3 損保業界の再編と生保業界での外資によるM&A
4 持株会社の解禁など、M&A関連の法整備が急速に進む
5 「官」による産業再生M&Aが活発化
6 敵対的M&A登場
7 政府、買収防衛策指針を発表(企業価値研究会)
8 経営陣が事業買収、MBOも活発化
9 2004年、M&A2,000件超
10 リーマン・ショック、M&Aも“冬の時代”へ
第5章 M&A推進要因の多様化:2009年以降
1 ガバナンス改革の進展
2 「企業買収における行動指針」公表
3 物言う株主(アクティビスト)の動向
4 IN-OUT案件の大型化
5 海外M&Aの失敗と経済産業省の「海外M&A研究会」
6 ポートフォリオ組み換え、グローバルベースで進展
7 事業承継M&Aの急拡大
8 事業承継M&Aの課題対応
9 コロナ禍によるM&Aへの影響
10 ベンチャー投資の拡大
11 PEファンドのプレゼンス増大