現場改善会計論―改善効果の見える化

上總 康行
柊 紫乃

定価(紙 版):4,400円(税込)

発行日:2023/12/21
A5判 / 220頁
ISBN:978-4-502-48151-2

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本の紹介
「現場改善は余剰生産能力を創出する」ことをベースに、機会損失の概念を原価計算システムのなかに組み込んだ新しい原価計算論である「現場改善会計論」を提唱。

著者紹介

上總 康行(かずさ やすゆき)

柊 紫乃(ひいらぎ しの)

担当編集者コメント
筆者は、「本書の目的は、現場改善の経済的効果をできるだけ正確に貨幣的に測定・評価できる会計方法を開発することである」(本書p.8)として、改善効果額を定式化しています。

それが、「改善効果額=原価低減額+機会損失額」です。

見えない改善効果を「見える化」するために、本書では機会損失の考え方を組み込んだ新しい原価計算論を提唱しています。

<主な目次>
第1章 現場改善と機会損失-本書の問題意識-
第2章 現場改善と原価計算-先行研究の検討とともに-
第3章 現場改善とムダ
第4章 現場改善会計論のフレームワーク-機会損失概念の導入-
第5章 現場改善会計の計算構造
第6章 余剰生産能力の戦略的活用