会計基準研究の原点

  • 書籍品切れ中

大日方 隆 編著

定価(紙 版):6,160円(税込)

発行日:2012/06/12
A5判 / 410頁
ISBN:978-4-502-45430-1

ただいま品切れ中です

入荷をお待ちの方は、
お気に入りリストへご登録ください

  • ただいま品切れ中です

    入荷をお待ちの方は、
    お気に入りリストへご登録ください

本の紹介
会計理論研究の焦点は会計基準であり、その正体は会計基準研究である。その会計基準研究はなにを探求するものか、研究成果は社会とどのような関連をもつか、存在意義を探る。

著者紹介

大日方 隆(おびなた たかし)
[プロフィール]
1990年 東京大学大学院経済学研究科単位取得退学
1990年 横浜国立大学経営学部講師
1991年 横浜国立大学経営学部助教授
1994年 東京大学より博士(経済学)の学位を取得
1998年 東京大学大学院経済学研究科助教授
2008年 東京大学大学院経済学研究科教授となり,現在に至る。

[主な著作]
『企業会計の資本と利益―名目資本維持と実現概念の研究―』(森山書店,1994年,日本公認会計士協会学術賞受賞)
『アドバンスト財務会計』(中央経済社,2013年)
『利益率の持続性と平均回帰』(中央経済社,2013年,日経・経済図書文化賞受賞,日本会計研究学会太田・黒澤賞受賞)
『日本の会計基準Ⅰ』
『日本の会計基準Ⅱ』
『日本の会計基準Ⅲ』(中央経済社,2023年)

担当編集者コメント
 本書は斎藤静樹先生の古稀記念論文集ですが、好評を得て増刷を行っております。
著者から
 本書の企画案がもちあがると,筆者は勝手に,書名は『会計基準研究の原点』にすると決めた。斎藤先生の『会計基準の研究』(中央経済社)に連なる記念論文集を作成したいと考えたからである。とはいえ,高品質の論文を作成するためには,外的な制約はない方がよい。それゆえ,執筆をお願いした方々には書名を伝えただけで,執筆テーマの選択は各自にお任せした。
 原稿が集まってみると,それぞれの主題は斎藤先生の研究領域のほぼ全体にわたっていると同時に,いくつかの問題領域に集約することができた。それは,斎藤先生の研究が主題集約的であることと,斎藤先生の教えが理路整然としていて軸がぶれないことの証左であろう。