グループ会社リスク管理の法務〈第4版〉

高橋 均
定価:2,970円(税込)

発行日:2022/12/08
A5判 / 288頁
ISBN:978-4-502-44781-5

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本の紹介
グループ企業の経営における重要課題について、法的な理論と実務の両面から、具体的に解説を行う。第4版では、新設の株式交付制度、令和3年CGコードの改正等に対応する。

目次

序論
1 グループ会社戦略の意義
2 グループ会社管理に関する疑問点
3 グループ会社特有のリスク

第1編 グループ会社と法
序説

第1章 グループ会社に関する法規定
1 定義の確認
2 会社法上の親子会社規制(企業結合規制)
3 グループ会社化の形態

第2章 グループ会社(企業集団)における内部統制システム
1 会社法及び会社法施行規則における規定
2 金融商品取引法における規定
3 会社法と金融商品取引法の交錯

第3章 内部統制システムの構築・運用と評価
1 内部統制システム構築と基本方針の制定
2 グループ会社全体への徹底
3 基本方針の実践と運用状況の監視・監督
4 内部統制システムの整備状況の開示

第4章 グループガバナンスとソフト・ロー
1 ハード・ローとソフト・ロー
2 グループガバナンスとコーポレートガバナンス・コード

第2編 グループ会社におけるリスク管理の具体策
序説

第1章 企業集団としての統制環境の整備
1 グループ会社全体としての企業理念
2 グループ会社管理規程の策定
3 会社機関設計の確認
4 グループ全体としての役職員教育

第2章 リスクの評価
1 グループ会社におけるリスク評価の目的
2 グループ会社におけるリスクアプローチの具体策と留意点

第3章 企業集団としての統制活動
1 組織体制の整備
2 手続・プロセスの確認
3 3線ラインとグループガバナンス

第4章 企業集団における情報と伝達
1 平時における整備
2 有事の際の対応
3 内部通報制度

第5章 監視活動
1 定期的な評価システムの整備の方策
2 具体的な手法

第6章 親子会社間の利益相反取引
1 会社法規定の利益相反取引
2 親会社等との利益相反取引の開示

第3編 グループ会社の形態別対応の具体策
序説

第1章 海外子会社に対するリスク管理の実践
1 海外子会社と企業集団の内部統制
2 海外子会社特有の課題
3 海外子会社のリスク管理の具体的な方策(総括編)
4 海外子会社のリスク管理の具体的方策(個別編)
5 海外子会社のリスク管理のためのチェックリスト

第2章 純粋持株会社形態のリスク管理の実践
1 対応の基本方針
2 経営管理契約の作成
3 内部統制システムの実効性確保

第3章 完全子会社におけるリスク管理の実践
1 完全子会社の類型
2 完全子会社における内部統制の留意点

第4編 企業結合法制の主要論点
序説

第1章 企業結合法制をめぐる立法経緯
1 問題の背景
2 近時の商法・会社法改正の経緯の概要

第2章 子会社少数株主の保護
1 問題の本質
2 少数株主保護に関する現行法規定
3 子会社少数株主保護に向けた方策

第3章 子会社債権者の保護
1 問題の本質
2 債権者保護に関する法規定と解釈

第4章 親会社株主の権利縮減
1 問題の本質
2 親会社株主による子会社に対する権利
3 原告適格のさらなる緩和措置と多重代表訴訟制度の創設
4 企業集団内部統制システムと会社法の規定

第5編 親会社役員のグループ会社をめぐる裁判

第1章 裁判例の動向

第2章 裁判例の検討
1 三井鉱山株主代表訴訟事件
2 片倉工業株主代表訴訟事件
3 野村證券株主代表訴訟事件
4 コスモ証券株主代表訴訟事件
5 三菱商事株主代表訴訟事件
6 福岡魚市場株主代表訴訟事件
7 ユーシン損害賠償請求事件
8 ビューティ花壇事件

著者紹介

高橋 均(たかはし ひとし)