会計のオルタナティブ―資本主義の転換に向けて

小栗 崇資 編著
陣内 良昭 編著

定価(紙 版):5,390円(税込)

発行日:2022/03/22
A5判 / 304頁
ISBN:978-4-502-41521-0

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本の紹介
資本主義の転換・変革が模索される中で、会計はどう変わるべきかを具体的に提案。「理論」「計算・報告」「制度」の3つの側面から、会計の可能性を探求している。

著者紹介

小栗 崇資(おぐり たかし)

陣内 良昭(じんない よしあき)

担当編集者コメント
「資本主義の転換・変革が模索される中で、会計はどのように変わっていくべきか」というのが、本書を貫く問題意識である。

会計のあり方を検討し、会計の新たな可能性とオルタナティブについて提示している。

◆主な目次
序 章 資本主義の変化と会計
第Ⅰ部 会計理論のオルタナティブ
第1章 会計理論の新たな展開
第2章 株式会社の構造と会計のオルタナティブ
第3章 複式簿記とアカウンタビリティの原理
第4章 新しい会計史・批判的会計史の評価と課題
第Ⅱ部 計算と報告のオルタナティブ
第5章 新たな計算と報告の可能性
第6章 付加価値会計の再構築とパーパス会計
第7章 非財務情報の会計・経済指標としての付加価値
第8章 新たな付加価値計算書と原価計算
第9章 MFCAと影響評価の統合化モデル
第10章 無形資産概念の拡張による会計のオルタナティブ
第11章 銀行業における稼得収益分配計算書
第Ⅲ部 会計制度のオルタナティブ
第12章 会計制度の新たな展開
第13章 ステークホルダー資本主義と会社法会計
第14章 金融商品取引法におけるディスクロージャーの拡充
第15章 オルタナティブとしての経営分析の可能性