4つのステップで社長の悩み解消!資金繰りなるほどQ&A

増山 英和
定価:1,980円(税込)

発行日:2021/04/30
A5判 / 160頁
ISBN:978-4-502-38491-2

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本の紹介
企業存続のカギとなる資金繰りをどう改善していけばよいか、「学ぶ→気づく→動く→続ける」の4つのステップにより実践を促す解説書。これで社長の大きな悩みも解決!

目次

第1章 学ぶ編

1-1 資金繰りの失敗事例

1-2 資金繰りの成功事例

1-3 中小企業の資金繰り事情

1-4 「勘定合って銭足らず」はなぜおこる?

1-5 「儲けの計算」と「お金の計算」

1-6 資金繰り改善の4ステップ

1-7 資金繰り表とは?

1-8 資金繰り表のつくり方

1-9 まず利益計画をつくろう!

1-10 現金はいつ入り、いつ支払うか?

1-11 経費の支払いと借入金の返済

1-12 キャッシュフロー計算書とは?



第2章 気づく編

2-1 月次決算のススメ

2-2 比較して気づく!

2-3 売上動向の見える化するZチャート

2-4 儲かっているかは利益率と回転率で決まる!

2-5 短期と長期の視点でチェックする!

2-6 支払能力はあるか?

2-7 財務基盤は盤石か?

2-8 資金繰りチェックポイント①:現預金と利益の増減

2-9 資金繰りチェックポイント②:収益と収入

2-10 資金繰りチェックポイント③:費用と支出、在庫

2-11 資金繰りチェック④:投資と借入

2-12 運転資金とは?

2-13 回転期間を計算してみよう!



第3章 動く編

3-1 いろいろある金融機関と特徴

3-2 日本政策金融公庫とは?

3-3 いろいろある融資の種類と特徴

3-4 短期継続融資とは?

3-5 信用保証協会とは?

3-6 担保と保証人

3-7 事業性評価とは?

3-8 預貸率とは?

3-9 ウチはどのくらいまで借入できる?

3-10 銀行以外から資金調達できる?

3-11 売上をUPさせるにはどうすればいい?

3-12 人件費削減は役員報酬から!

3-13 経費はどう削減していけばよい?

3-14 リスケで資金確保を!



第4章 続ける編

4-1 P:経営計画をつくろう!

4-2 D:動く社員づくり

4-3 C:現場データでチェックを!

4-4 C:モニタリング

4-5 A:利益を上げるためには

4-6 A:経営改善をし続けよう!



コラム

① 売上至上主義の弊害

② 部門別業績管理のススメ

③ 会計を有効に活用する

④ パレートの法則

⑤ 早期経営改善計画策定支援

⑥ 決算書・申告書の信頼性が高まる書面添付制度とは?

⑦ 動いて成果を上げる経営者になるには?

⑧ 「5つのション」が経営を決める!

⑨ PPMとAMTUL

⑩ 経営者からの借入金と相続

著者紹介

増山 英和(ますやま ひでかず)
税理士・CFP
1988年中央大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。現在、増山会計事務所、増山総研、相続・事業承継支援センター代表、NPO法人相続支援協会理事長、茨城県中小企業家同友会代表理事、TKC全国会中小企業支援委員会委員長。常磐大学短期大学部非常勤講師を歴任。認定経営革新等支援機関として徹底した財務・経営指導やファイナンシャルプランナーとして事業承継・相続対策には定評がある。わかりやすくためになる著書・講演やラジオ番組が好評。

[主な著書]
『中小企業金融における会計の役割』共著、中央経済社、2017年
『中小企業BANTO認定試験公式テキスト』共著、中央経済社、2019年
『実践!経営助言』共著、TKC出版、2012年
『中小企業の事業承継戦略(第3版)』共著、TKC出版、2017年
『新会社法施行!有限会社の対応実務 重要ポイント』共著、中経出版、2006年
『正しい決算書の作り方』共著、中経出版、2007年
『図解 中小企業の新会計ルール』共著、中経出版、2015年
『その時、会社が動いた 経営コーチが語る良い会社悪い会社36の決断』共著、万来舎、2008年
『起業を成功へと導く 経営コーチ(増補改訂新版)』共著、万来舎、2010年

担当編集者コメント
◆会社の存続・成長・発展のための必読書!

経営者が頭を悩ます1つの大きな問題である「資金繰り」。

コロナ禍により、今まさにこの問題に直面している方も多いと思います。
著者の増山先生も序文で言われているように、企業の倒産原因には販売不振などもありますが、最終的には資金繰りの破綻であり、最重要課題として日頃から資金繰りを徹底的にチェックして、早めに対策を打つことが重要です。

では、どうすればよいでしょうか?
本書は、「学ぶ」→「気づく」→「動く」→「続ける」の4つのステップにより、資金繰り問題の解決方法を提示しています。

なお、資金繰りの危機はそれを乗り越えて「あー良かった、やれやれ・・・」で終わってしまうと、またすぐに同じ危機に直面してしまうことも多いと予想されます。

本書は資金繰り表のしくみやつくり方にとどまらず、資金繰りを起点にさまざまな経営課題を予測・発見・解決していくかまで解説しています。

資金繰り、ひいては「会計で会社を強くする」ことをねらいとした内容ですね。

経営者や後継者、経理担当者の方々、そして企業をサポートする税理士・会計士、会計事務所の職員の方々にぜひ活用いただきたい書籍です。

本書を手がかりに、多くの中小企業が存続・成長・発展していただきたいと強く願っています!


◆本書の読み方・使い方

本書は、経営の意思決定者である経営者や後継者にお読みいただきたいと思い平易でわかりやすく、また興味があるテーマをどこからでも読めるようにQ&A形式にしました。

具体的に動くためには最低限の知識が必要となるので、「学ぶ」編(第1章)では資金繰り表を作成する上での知識の習得を、「気づく」編(第2章)では、実際に自社の決算書や月次試算表、資金繰り表を自分で分析、評価していただきたいと思います。会計事務所や経理担当者の支援を得ても「丸投げ」だけはやめましょう。せっかくの「気づき」が生まれません。
気づきをもとに「財務経営力」を向上させ、資金繰り改善に向けて具体的に行動するために「動く」編(第3章)を参考にしましょう。特に中小企業は金融機関との関係を強化し「資金調達力」を高める必要があります。積極的に本書で得た知識をもとに金融機関と「対話」をしましょう。
資金繰りの改善は一朝一夕にはいきません。これだ、と決めたらとにかく成果が上がるまで継続することです。「続ける」編(第4章)でそのヒントを得てください。

また企業の経理担当者や会計事務所の職員の方であれば、資金繰り改善や経営支援において実務で活用していただきたいと思います。