7つの問い―戦略実行のエッセンス

  • 電子版あり

ロバート・サイモンズ
國部 克彦 監訳
天王寺谷 達将
中澤 優介
金 宰弘
定価:2,420円(税込)

発行日:2021/03/24
A5判 / 172頁
ISBN:978-4-502-36801-1

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本の紹介
ハーバード大学ビジネススクール教授による最も簡潔にまとまった戦略の解説書。戦略的思考の組み立て方を簡単な7つの問いを並べる形で解説。戦略とは問いの体系なのである。

目次

監訳者まえがき

イントロダクション
 1 ビジネスリーダーのための厳しい問い
 2 7つの問い
 3 戦略実行のための必須課題
 4 組織に参画させる
 5 注意すべきこと

第1章 誰が最優先顧客なのか?
 1 誰が最優先顧客ではないかを明確にする
 2 最優先顧客以外の関係者を喜ばせようとする
 3 顧客の好みを明確にする
 4 顧客ニーズを認知させる
 5 顧客のための組織を構築する
 6 スタッフに投入する資源をコントロールする
 7 顧客に経営資源を割り当てる

第2章 どのように中核となる価値観から株主、従業員、顧客に優先順位を付けるのか?
 1 3つの選択
 2 中核となる価値観は意思決定の指針となるべきである
 3 最優先顧客以外の関係者に対する責任
 4 中核となる価値観へのコミットメント
 5 中核となる価値観に優先順位を付ける

第3章 どの必須の業績変数を追跡しているのか?
 1 リストから理論へ
 2 本当に必須のものは何かを見極める
 3 失敗に注意を向ける
 4 いくつの尺度なのか?
 5 財務業績尺度
 6 アカウンタビリティを創り出す
 7 業績目標を追跡する

第4章 どのような戦略上の境界を設定したのか?
 1 ネガティブな思考の力
 2 評判を守る
 3 避けるべき機会
 4 言動を一致させる
 5 戦略上のリスクをコントロールする

第5章 どのように創造をもたらす緊張感を生み出すのか?
 1 イノベーションを求める市場のプレッシャー
 2 勝利を求めるプレッシャーを創造する
 3 ユニットを超えてイノベーションを共有する
 4 シンプルに保つ
 5 イノベーションに駆り立てる

第6章 どれだけ従業員を助け合いにコミットさせるのか?
 1 動機付けの理論
 2 成功に対する共有責任を創る
 3 報酬とコミットメント
 4 コミットメントを引き出す

第7章 どのような戦略上の不確実性が眠れなくさせるのか?
 1 あなたが優先する事項を知らせる
 2 双方向型コントロールシステム
 3 双方向型で利用するシステムを選択する
 4 シンプルに保つ
 5 トップダウンで問いかける-ボトムアップで学習する
 6 変化に適応するチェックリスト

原著の謝辞
訳者あとがき
索引

著者紹介

ロバート・サイモンズ(さいもんず ろばーと)
ロバート・サイモンズ(ROBERT SIMONS)は、ハーバード・ビジネススクール・チャールズ・ウィリアムズ基金講座の経営学の教授である。サイモンズは、過去25年にわたってハーバードのMBAと役員教育プログラムにて、会計、マネジメントコントロール、戦略実行のコースを担当してきた。彼は、アドバンスト・マネジメント・プログラムのチェアマン、ドライビング・コーポレート・パフォーマンス・プログラムの協同チェアであり、MBAで、利益目標と戦略の実現(Achieving Profit Goals and Strategies)、業績を生む組織デザイン(Designing Organizations for Performance)の2つのコースを開発した。
サイモンズは、これまで刊行された3冊のLevers of Control、Levers of Organization Design、Performance Measurement and Control Systems for Implementing Strategyの著者である。彼が継続してきた、事業戦略、組織デザイン、マネジメントコントロールシステム間の関係性についての研究は、Harvard Business Review、Sloan Management Review、Strategic Management Journalといったマネジメント系の雑誌に掲載されている。
カナダの勅許会計士であるサイモンズは、マギル大学からPhDを授与されている。彼は、アメリカ合衆国連邦裁判所にて専門家証人や、世界中の企業のコンサルタントを務めてきた。

國部 克彦(こくぶ かつひこ)
神戸大学大学院経営学研究科教授
大阪市立大学助教授、神戸大学助教授を経て、2001年より現職。大阪市立大学博士(経営学)。主著に、『創発型責任経営』(日本経済新聞出版社、2019年)、『アカウンタビリティから経営倫理へ』(有斐閣、2018年)、『CSRの基礎』(中央経済社、2017年)など多数。

天王寺谷 達将(てんのうじや たつまさ)
岡山大学大学院社会文化科学研究科講師
広島経済大学助教、准教授を経て、2018年より現職。神戸大学博士(経営学)。主要業績に「イノベーションと管理会計研究の今後の方向性:Robert Simonsの理論面での貢献の考察を足掛かりとして」(『管理会計学』、2018年)など。

中澤 優介(なかざわ ゆうすけ)
愛知学院大学商学部准教授
愛知学院大学講師を経て、2018年より現職。神戸大学博士(経営学)。主要業績に「追求ではなく構築するものとしてのアカウンタビリティ:インテリジェント・アカウンタビリティに見る会計の役割」(『社会関連会計研究』、2012年)など。

金 宰弘(きむ ぜほん)
関東学園大学経済学部経営学科准教授
関東学園大学講師を経て、2020年より現職。神戸大学博士(経営学)。主要業績に「日本企業におけるサステナビリティ・マネジメント・コントロール・システムの活用:制度的要因の影響と企業パフォーマンスへの効果」(『原価計算研究』、2020年)など。