MBAアカウンティングケーススタディ戦略管理会計

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辻 正雄 編著

定価(紙 版):4,180円(税込)

発行日:2010/04/20
A5判 / 380頁
ISBN:978-4-502-22900-8

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本の紹介
現在の厳しい経営環境のなかで企業が経営意思決定を行い、業績管理を遂行するには、管理会計システムが重要な役割を担う。本書は、各種手法の考え方と適用例を実践的に解説する。

目次


MBA アカウンティング
ケーススタディ戦略管理会計

目次

 ■はじめに

第Ⅰ部 現代の経営課題と管理会計
 第1章 レピュテーション・マネジメントの理論
  1 なぜレピュテーション・マネジメントか
  2 レピュテーション・マネジメントの具体的方策
  3 CSRはレピュテーション・マネジメントに貢献するか
  4 レピュテーション・マネジメントと企業価値
  5 おわりに―管理会計はレピュテーション・マネジメントを対象に
    できるか
  Training

 第2章 戦略管理会計
  1 管理会計の発展と戦略との関連
  2 戦略管理会計の萌芽
  3 戦略を中心に置いた管理会計
  4 戦略管理会計のツール
  Training

 第3章 投資決定の理論と実践―資本予算の理論と実践
  1 資本予算―投資決定の管理会計
  2 投資決定の基本原理―現在価値法
  3 ディシジョン・ツリー
  4 投資決定プロセスとその実際
  5 投資案の経済性評価
  Training

 第4章 原価企画の理論
  1 原価企画の意義
  2 原価企画の特徴
  3 原価企画の成立要件
  4 原価企画研究の理論的進化
  Training

 第5章 活動基準原価計算(ABC)の有効性
  1 活動基準原価計算(ABC)の意義
  2 ABCの系譜
  3 ABCの特徴と基礎概念
  4 ABCの計算例
  5 ABC/ABM の普及状況
  Training

 第6章 環境管理会計の理論
  1 環境管理会計の意義
  2 萌芽期の環境管理会計
  3 環境管理会計の新潮流
  Training

 第7章 リスクマネジメントの理論
  1 リスクマネジメントの意義
  2 リスクマネジメントの現状と課題
  3 リスクマネジメントの定義と種類
  4 リスクの本質
  5 リスクマネジメントサイクル
  6 各国のリスクマネジメント規格
  7 リスクマネジメントと内部統制
  8 今後の課題
  Training

 第8章 業績評価の基礎理論
  1 企業におけるエイジェンシー問題と業績評価
  2 業績評価にともなうリスク・シェアリング
  3 複数業績指標による業績評価の改善
  Training

 第9章 株主価値を映し出す業績指標
  1 業績指標選択の重要性
  2 企業価値と株主価値
  3 業績指標の検討⑴―会計利益,1株当たり利益(EPS),
    自己資本利益率(ROE)
  4 業績指標の検討⑵―EVA
  5 EVAとMVA
  6 EVAによる投資意思決定
  Training

 第10章 モチベーションと報酬システム
  1 モチベーションの高揚
  2 モデルの設定
  3 報酬システムの設計
  4 モチベーションの効果
  5 数値例
  Training

第Ⅱ部ケーススタディ
 第11章 レピュテーション・マネジメントの実践
        ―パナソニックとFF式石油温風機事故
  1 FF式石油温風機事故とは何か
  2 現在の株価と財務業績など経済価値への影響
  3 パナソニックの大改革が業績へのダメージの少ない真の理由
    であるか
  4 PRがダメージ軽減の真の理由であるといえるか
  5 CSRの取組みとコーポレート・レピュテーションの向上
  Training

 第12章 原価企画の適用
  1 原価企画の適用とその意義
  2 原価企画の適用状況
  3 海外企業への原価企画の適用のケース
  Training

 第13章 リスクマネジメントの実践
  1 基本コンセプト
  2 ツールの解説
  3 ケース―石油ファンヒーター事故のIPPCRプロセス分析
  Training

 第14章 財務戦略マップによる株主価値経営の実践
  1 財務戦略マップの意義
  2 財務戦略マップSVM(Shareholder ValueMaximization)
  3 株主価値の創造とアクティビストの役割
  Training

 第15章 EVAボーナス・プラン
  1 EVA,COV,FGV
  2 EVAボーナス・プラン
  3 業績目標の設定
  4 EVAインターバル
  5 インセンティブとリスクのトレードオフ
  Training

 第16章 予測財務諸表を利用した企業価値推計
  1 企業価値推計のプロセス
  2 自動車製造業の分析
  3 過去財務諸表の分析
  4 比率分析
  5 将来財務諸表の予測
  6 割引率の推定
  7 企業価値の推計
  8 追加的な課題
  Training

 第17章 退職給付会計と適応的会計政策
  1 退職給付会計の意義
  2 退職給付会計の導入が企業財務に与えた影響
  3 退職給付会計導入前後数年間の外部経営環境
  4 退職給付会計導入前における企業行動
  5 積立不足に対処するための方策
  6 A社のケーススタディ
  7 B社のケーススタディ
  8 退職給付と人事制度
  Training

 索引

著者プロフィール <編著者紹介>
辻 正雄(つじまさお)
早稲田大学商学学術院教授
早稲田大学第一商学部卒業。
早稲田大学大学院商学研究科修士課程・博士課程,カリフォルニア大学ロサンゼルス校経営大学院博士課程を経て,早稲田大学専任講師,同助教授,1985年より現職。
日本管理会計学会会長(2008年〜)。
早稲田大学商学部長(2002年〜2004年),
公認会計士第2次試験委員(1999年〜2002年),
同3次試験委員(2005年〜2006年),
中小企業診断士試験基本委員(2000年〜2008年)を歴任。

(主要著書)
『「会計ビッグバン」の意義と評価−実証分析によるアプローチ−』編著,早稲田大学産業経営研究所,2006年
『管理会計の基礎』共著,税務経理協会,1999年
『意思決定の財務情報分析』共著,国元書房,1985年
























著者紹介

辻 正雄(つじ まさお)