シェアド・リーダーシップ―チーム全員の影響力が職場を強くする
- 本の紹介
- 職場の誰もが必要なときにリーダーシップを発揮する状態を「シェアド・リーダーシップ」といい、モチベーションや職務満足、業績を高める。そのしくみや効果を平易に解説。
- 担当編集者コメント
- これまでのリーダーシップ理論とはまったく異なる理論が「シェアド・リーダーシップ」です。
マネージャーのような地位にいる人だけでなく,他のメンバー全員がリーダーシップを発揮できることを前提にした最新の理論です。
シェアド・リーダーシップがどのようなもので,なぜ有効なのか,職場をそのような状態にするために何が必要かなどをリーダーシップや組織行動論の最先端の理論や研究成果を取り入れつつ解説します。
仕事が行き詰まって落ち込んでいる人に対して,悩みを聞いてあげたり,他のメンバーの仕事がはかどるように,誰も見ていないところで職場の整理をしたりすることもリーダーシップです。これらの行動も職場の目標達成に貢献する影響力だからです。
本書は,特別な訓練を受けなくてもリーダーシップを発揮することが可能なシェアド・リーダーシップを豊富な事例とともにわかりやすく紹介します。
目次
イントロダクション
第1部 効果的なリーダーシップを発揮するために
第1章 リーダーシップ持論とは?
第2章 なぜリーダーシップ持論が有効なのか?
第3章 持論を鍛える
第4章 リーダーシップ理論の重要性
第2部 シェアド・リーダーシップについて
第5章 リーダーシップをシェアするという考え方
第6章 シェアド・リーダーシップの特徴
第7章 シェアド・リーダーシップの効果
第8章 シェアド・リーダーシップが効果的な場面
第9章 シェアド・リーダーシップに関する3つの誤解
第10章 日本企業とシェアド・リーダーシップ
第3部 職場をシェアド・リーダーシップにするために
第11章 分化と統合の実現
第12章 職場の分化促進
第13章 職場の統合促進
第14章 信頼の醸成
クロージング リーダーシップの持論,再び