ビジネス法務2026年8月号〈第26巻第8号〉

定価(紙 版):1,850円(税込)

発行日:2026/06/19

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本の紹介
【特集1】
当事者目線に立つ
事業に貢献する法務の判断

昨今の法務パーソンには,法的な専門性を発揮するだけでなく,自社ビジネスを理解し,企業価値の向上に貢献することも求められます。しかし,具体的に何をすればよいのか,そのやり方や心構えは十人十色です。本特集では,企業の現場を知る実務家たちに,自らの経験をふまえ,当事者目線に立って貢献する法務を語ってもらいます。日々の判断やマインドセットが変わるきっかけとなれば幸いです。

・変わりゆく世界のなかで
――前提を疑い,半歩前を読む
明司雅宏
・ビジネス理解が支える法的思考
――IRAC で読み解くリスクの所在と重み
天神 毅
・リスクを不確実性と捉え直す
――AI が作る「美しい契約書」の外側をみる
橋本孝史
・経営に覚悟を迫る法務の胆力
――リスクとチャンスを見極める眼
中尾智三郎
・リスク管理体制の構築と運用
――経営トップを巻き込む働きかけ
谷口好幸
・事業部の意向を反映した契約設計
――製品・サービスにかかる取引契約にみる
迎 奈央子
・理屈では語れない契約交渉
――総合商社で学んだ俯瞰と総合の判断
安田拓也
・人ならではの気づくこと
――タレントの不祥事と景表法対応を通して
山田裕香
・生命・健康に資する契約設計
――医薬品ビジネスにおける法務の関与
森田樹理加
・クリエイティブを止めるな
――テレビ局法務が現場で動く流儀
木村浩也/梅岡哲士
・「 約款上問題ない」で終わらせない
――スポーツビジネスの顧客対応の現場から
中込玲奈
・「 止める」から「前に進める」法務へ
――事業部の意思決定の中を知る
飯田裕子
・新規事業でプレゼンスを発揮する
――NOT A HOTEL2nd とDAO 立上げの経験から
渡辺徹志
・ソリューション事業を支える組織進化
――最後の関門から伴走者へ
今里優介/岡田奈穂/伊藤麻衣/藤本和也
・法務は「部署」か,「文化」か
――「法務に早めに相談しておこう」が生まれる組織
前岡政勝
・法務は「ビジネスに貢献する」のか
――分離の発想を超えた組織・人材論
丹治広大

【特集2】
会社法改正に係る中間試案の解説・検討

会社法制(株式・株主総会等関係)の見直しに関する中間試案が26年3月18日に取りまとめられました。27年3月には会社法改正案が国会に提出され,株主総会実務など,幅広い実務への影響が見込まれています。どのように議論が進んでいるのか,まとめました。

【特別企画】
スポットライトの先へ
JILAアワードで描く これからのインハウス像
【地平線】
事業報告等と有価証券報告書の一本化
神田秀樹

【Trend Eye】
こども性暴力防止法(日本版DBS)の概要と企業・生活への影響
南川克博

【新連載】
知財法務×AIの最前線――実務課題と展望

【特別収録】
ビジネス実務法務検定試験Ⓡ 2/1級演習問題