サラリーマンが小さな会社の買収に挑んだ8カ月間―個人M&A成功のポイント

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大原 達朗

定価(紙 版):2,640円(税込)
価格(電子版):2,640円(税込)

発行日:2020/08/03
A5判 / 204頁
ISBN:978-4-502-35161-7

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本の紹介
近年注目を浴びる個人が参入可能な小規模のM&A案件について、実務的な留意点をストーリー仕立てで解説。個人でできること、専門家に任せることの線引きを示しながら、DDをはじめ知っておくべき基本を詳しく説明する。

目次



サラリーマンが小さな会社の買収に挑んだ8カ月間
個人M&A成功のポイント
目次

 はじめに―個人M&Aがなぜ注目されているのか。
 主な登場人物

第1章 サラリーマン三枝が経験したM&Aの難しさと威力
 M&Aと会社で関わった経験を活かして独立を考える
 中堅サラリーマンが将来の自分を考える
  Exposition Part 1
    個人M&Aの実際
 三店舗目をM&Aで買収?
 サラリーマンが個人M&Aの案件を探しはじめるきっかけ
  Exposition Part 2
    個人M&Aを実践するにあたっての心構え
    個人M&Aの特徴
    M&Aを真に有効にする経営者の「妄想力」とM&Aの本質
    個人M&A成功の本質

第2章 個人M&Aの案件情報は思ったよりも簡単に手に入る
 ネットで案件を探す
  Exposition Part 3
    個人M&Aにおける相手の探し方

第3章 知人同士のM&Aに潜むトラブル
 美容ビジネスのパートナーを探す
 ビジネスパートナーを頼んでいたが、買収提案を受けてしまう
  Exposition Part 4
    個人M&Aの買い手はどのようなビジネスを買収すべきか
    再現性の高い個人M&Aは再生型個人M&A
 問題のあるビジネスを売りに出せないか
 世の中には自称プロ投資家、経営者も少なからず存在する
  Exposition Part 5
    個人M&A実践にあたっての売り手の留意点
    売る目的をはっきりさせる
    売り手が準備しておくべきこと
    業績管理の重要性

第4章 会社の買収で問題発覚?
 買収した会社で問題が発覚?
 つれないメール返信一本が予算大幅未定の原因に
 そして、大きな動きが……

第5章 サラリーマンが会社を買って成功するには
 自分にできることは何なのか
 対象事業のビジネスの決算書がない?
 個人M&Aでのスキーム選定
  Exposition Part 6
    個人M&A実践にあたっての買い手の留意点
    個人M&Aの対象会社、事業に完璧なものは存在しない
    買い手はまずビジネスDDを実施しよう
    個人M&Aにおける対象会社のチェックポイント
  Exposition Part 7
    個人M&Aの方法(スキーム)
    株式譲渡の概要
    事業譲渡の概要
    会社分割の概要
    個人M&Aでベストなスキーム
 個人M&Aのバリュエーション
  Exposition Part 8
    個人M&Aの価格の付け方(バリュエーション)
    バリュエーションとは
    バリュエーションの種類
    個人M&Aで重要な実質利益とは
    粉飾決算と個人M&A
    個人M&Aで有効なバリュエーション
    赤字続きのビジネスのバリュエーション
 買い手が買ったあとに何をどうするのか
 個人M&AのビジネスDD
  Exposition Part 9
    個人M&Aで買う方が事前にチェックすべき内容(DD)
    デューデリジェンス(DD)とは
    DDの種類
    DDにできるだけコストをかけないのが個人M&Aの基本方針
    個人M&AのDDで何をすべきか
    DDに関係する専門家
    個人M&Aにおける専門家の使い方

第6章 いよいよサラリーマンが本当に会社を買う
 意向表明書と基本合意契約書
 個人M&Aの財務DD
 個人M&Aの法務DD
 個人M&Aの契約条件
 契約からクロージングへ
  Exposition Part 10
    個人M&A実践にあたっての契約書の実践的留意点
    なぜ個人M&Aで契約書が大切なのか
    リスクを避けるスキームの選択
    弁護士費用をケチらない
    表明保証項目についての内容確認
    引き継ぎ期間と条件の明確化
    損害賠償期間と上限額の設定
    譲渡後の業務委託について条件の明確化
    譲渡後の不安要因について事前解消の必要
    個人M&A 本人=ビジネスの事業をどう売るのか
    個人M&A成功のポイント

終 章 個人M&A案件買収後の成功および失敗要因
 買い手の成功要因
 売り手の成功要因
 個人M&Aの成功のために



著者プロフィール
〈著 者 〉
大 原 達 朗



著者紹介

大原 達朗(おおはら たつあき)
[プロフィール]
[現職]
一般財団法人日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)会長
ビジネス・ブレークスルー大学准教授
アルテパートナーズ株式会社代表取締役
アルテ監査法人代表社員

[職歴]
1998年公認会計士試験2次試験合格、青山監査法人(プライスウオーターハウス)入所。
2004年1月独立開業。2009年にアルテパートナーズ株式会社を設立、M&A業務に取り組む。
2010年に一般財団法人日本M&Aアドバイザー協会を設立、M&Aマーケットの発展に取り組んでいる。