受賞
弊社発刊書籍が出版賞を受賞しました。

山本 達司 著『財務会計のファンダメンタルズ』が日本経済会計学会 教育賞を受賞しました。
山本先生おめでとうございます。
[担当編集者コメント]
山本達司先生、このたびは2025年度日本経済会計学会・教育賞の受賞、誠におめでとうございます。
また、審査いただいた諸先生にも厚く御礼申し上げます。
山本先生は、会計学界では知らない人はいないほどの輝かしい研究業績を残されています。
特に2002年に刊行されたご研究書『企業戦略評価の理論と会計情報』は、(特に第Ⅰ部は)会計研究者必読の文献ですし、その後も継続して多くの業績(論文)を世に出されています。
その山本先生から、「実は財務会計の教科書を書きたい」と伺ったとき、非常に驚きました。
上記のように研究者のイメージがとても強かったからです。また、分野的にも先生が教科書をつくるのであれば、財務分析かなという思い込みがあったためです。
しかし、よくよくお話を伺ってみると、研究のみならず教育についても相当の情熱を注いでおられて(近年は会計教育に関する論文も多数執筆されているんです!)、その中で簿記1級以上のレベルでよい内容のテキストがないので、ライフワークとして研究してきたものを形にしたいとのことでした。
そして、ラフ原稿を拝見し、これは類書とはまったく違う!面白い!とおもいできたのが、本書です。
本書は、類書と比較すると数式が多く記載されている点が大きな特徴です。
これは、文章での解説がわかりやすいテーマは文章で、数学的な解説がわかりやすいテーマについては数式を用いて解説するという方針によるものです。
私は、本書を特に会計士・税理士受験生に読んでほしいなぁと思っています。
専門学校で教わっているアプローチは、暗記・詰め込みの要素も強いですが、イマイチなじめないという方に、こういうアプローチもあるんだと知ってほしいのです。
財務会計の本質を理解するための1つの大きなアプローチだと考えています。
今回の受賞により、本書の内容の良さがあらためて示されたと思います。
ぜひ多くの方に、「そうだったのか」「よくわかった」を体感していただければ幸いです。
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