『会計士が転職を考えたら読む本』(2021年9月特集第5回)

特集

2021年9月号特集就活のヒントになる本

本特集のメインテーマは「就活」ですが、就職してからも自分のキャリアについて考える機会は多くあります。特に、資格や経験を活かすことができる職業ならば、人生の選択肢は無限大。そこで本記事では、就活から一歩先、「転職」について考える書籍を紹介すべく、担当編集者へインタビューを行いました。

Q1 本書の内容を教えてください。

タイトルどおり、「会計士が転職を考えたら読む本」です。公認会計士試験に合格すると、多くの人が監査法人に就職します。しかし、ずっといる人は少なく、CFOになったり、事業会社に行ったり、コンサルに行ったりします。キャリアの選択肢が多いため、迷う人も多いでしょう。
本書は、転職エージェントとして1,000人以上の転職をサポートし、自身も会計士でもある桑本慎一郎氏が、会計士のために書いたキャリアガイドです。

Q2 本書を企画したきっかけや背景を教えてください。

会計士には、さまざまなキャリアがあると前述しました。しかし、普通の転職と違って、監査法人内でそういったキャリアの話をすることはないでしょうし、相談できる場所も限られています。転職エージェントに行っても、会計士について詳しいことは少ないでしょう。そこで、会計士の転職をナビゲートするものを作れればと企画しました。

Q3 本書は就活のどのような場面で読んでいただきたいですか?

現在、コロナ禍で、将来の見通しが立てづらい状況になっています。就活をするにあたって、「資格取得」にも目を向けてみるのもよいと思います。 資格と1口に言っても色々ありますが、本書を読むと、会計士という資格の魅力がわかります。「会計士=監査」と思いがちですが、資格を武器に多様なことにチャレンジすることができます。




Q4 本書のこだわりポイントを教えてください。

CFOになった会計士、コンサルに行った会計士、起業した会計士など、15名に及ぶ先輩へのインタビューが掲載されています。「転機」に先輩たちが何を考え、どう動いたかを知ることができます。

Q5 就活生の方へのメッセージをお願いします。

コロナ禍での就職活動は、イレギュラーなことが多いでしょう。また、先行き不透明な経済状況で、求職者にとって徐々に不利な状況になっているかもしれません。本書の前文で、桑本氏は、「市況が良かろうが悪かろうが、本質的なことは何ら変わりません。自分自身のことをしっかり理解して、年相応に経験や能力を積み、そのことを採用企業側に適切に伝えることが重要です」と述べています。就活生の皆さまが、環境の変化に惑わされることなく、自分に合った働き方を見つけられることをお祈りしています。