『そのまま使える!ビジネス文書』(2021年4月特集)

特集バックナンバー

『そのまま使える!ビジネス文書』(2021年4月特集)

4月、それは始まりの季節。新しく社会に出る方や、そうした新社会人を指導する立場になる方が多い時季です。そこで、本特集では、新社会人とその指導者の皆様に読んでいただきたい当社書籍をご紹介します。
新たな部署に配属となり、一から知識をつけたい方も、これらの書籍を生かせるはず。
担当編集者に本の魅力や編集の秘話を語ってもらいましたので、ぜひご覧ください。

Q1 本書の内容を教えてください。

社内・社外向けの「通知状」「依頼状」「回覧文」「照会状」「報告書」「苦情状」「詫び状」、さらにビジネスメールや手書き文書、敬語の使い方まで豊富な文例(写真1)で解説したオールマイティな1冊です。


【写真1】豊富な文例を掲載


Q2 本書を企画したきっかけや背景を教えてください。

著者の杉田あけみ先生は以前、中央経済社から『ビジネス文書の書き方・作り方』(写真2)という本を出版された実績があり、かねてよりご縁がありました。そこでパソコン文書やメールなどの解説を充実させて現代にマッチした新しい内容で出しましょうということになりました。


【写真2】『ビジネス文書の書き方・作り方』


Q3 本書の内容は、どのような場面で活かすことができますか。

仕事では、社内・社外を問わず、多くの文書を作ることになりますよね。職場によっては、体系的に教わる機会もなく、見よう見まねで自信がないままに、自己流で作ることも多いのではないでしょうか。会議の開催通知といったビジネスライクなものから、(今は時節柄難しいですが)歓送迎会開催の回覧といったカジュアルなものまで、デスクに1冊備えておけば、さまざまな文書作成に対応した手引きとして大活躍すると思います。


Q4 本書へのこだわりポイントを教えてください。

たくさんの文書例がポイントとともに収録されています。また、迷うことの多い敬語の使い方(写真3)なども解説しています。メールの署名欄に使う罫線の種類(写真4)なども! 読者特典として、20種類以上の文書ファイルをWord版、PDF版両方でダウンロードすることもできますのでぜひ活用していただきたいです。



 
【写真3(左)】敬語の使い方・【写真4(右)】罫線の種類も


Q5 読者の方へのメッセージをお願いします。

いまやネットを使えばマナーや文書に関するさまざまな情報を手に入れることができます。もちろん手軽に素早く確認したいときにはネットで調べることはとても有用です。ただ、ネットの情報には真偽が定かでないものも少なからずあります。時代によって何がスタンダードかは変わるものですが、まずは実績のあるその道のプロの解説で基本を押さえておいて、自分なりに、また状況や時代の変化に応じてアレンジしていくとよいのではないでしょうか。整った文書を作成するというテクニック上の問題だけではなく、読みやすい体裁や誤解を生まないわかりやすい表記は文書を読む人への思いやりの表れでもあります。そんな思いが伝わる1冊です。






各種文書をダウンロード可能!(↑画像をクリックしてください)