実践中小企業の経営組織革新―イノベーションは誰でも起こせる

堀井 朝運

定価(紙 版):2,200円(税込)

発行日:2012/03/09
A5判 / 164頁
ISBN:978-4-502-69450-9

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本の紹介
長引く不況で厳しい舵取りを強いられているすべての企業、組織に、今までにない新規事業や新たな経営手法を導入したイノベーションの必要性を説き、その方法を明らかにする。

目次


実践 中小企業の経営組織革新
イノベーションは誰でも起こせる
目次

 推薦文
  早稲田大学ビジネススクール(MBA)教授
  日本ベンチャー学会理事 柳 孝一

 はじめに

序 章 中小企業の経営革新(イノベーション)とは何か
 1 3つのイノベーション
 2 イノベーション―1 既存事業の経営革新
  ⑴ 既存事業の画期的な改善
  ⑵ 既存事業の画期的な改革
 3 イノベーション―2 新たな事業・経営手法の導入
  ⑴ 新規事業開発
  ⑵  新たな管理手法の開発と導入
  ⑶ 新たな販売手法の開発と導入
 4 イノベーション―3 技術革新と今後のトレンド
 5 イノベーションの効率を高める外部活用(アウトソーシング)
 6 イノベーションにより企業利益の確保
  ⑴ イノベーションで企業最高利益の更新
  ⑵  新たな事業開発(新商品)
  ⑶ 新たな管理手法の開発・導入
  ⑷ 新たな販売手法の開発・導入

第1章 企業の経営革新(イノベーション)とは何か
 1 企業経営の役割
 2 企業経営には答えも式もない
 3 「知恵」
  ⑴ 「知識」と「知恵」/26
  ⑵  温故知新 ―故(ふるき)を温(たずね)て新しきを知る―
 4 イノベーションと組織活動
 5 人材育成と人事制度
  ⑴ 高齢者の活用
  ⑵ 女性の活用
  ⑶ 社員研修
  ⑷ 守・破・離
  ⑸ 人を大事にする
  ⑹ 人は可能性を持ったかけがえのない財産である
 6 経営革新の評価と情報の共有化
 7 企業利益の目的と手段
 8 良品廉価
  ⑴ デフレーション
  ⑵ 為替レートの円高
 9 パラダイムシフトとイノベーション
 10 「SEC(セック)瞬間(しゅんかん)」

第2章 既存事業の画期的な改善・改革
 1 意識改革
 2 既存事業の画期的な改善
  ⑴ コスト
  ⑵ 固定費の管理
  ⑶ 品質
  ⑷ スピード
  ⑸ 商品の廃棄
 3 既存事業の画期的な改革
  ⑴ 商品の高度化
  ⑵ 中小企業の特性を生かした商品開発

第3章 新たな事業・経営手法の導入(イノベーション)
 1 新規事業開発
  ⑴ 経営トップの役割
  ⑵ 事業計画書(ビジネスプラン)の作成
  ⑶ テーマの絞り込み,コンセプトづくり
  ⑷ 新規性とは
  ⑸ 新規事業開発のキーワード
  ⑹ 差異性,優位性の創出
  ⑺ マーケティング
 2 誘発型新規事業開発
  ⑴ 誘発型新規事業開発とは
  ⑵ 新規事業開発の時期
 3 新しい管理手法の開発・導入
 4 新しい販売手法の開発・導入

第4章 新事業実現のための外部活用(アウトソーシング)
 1 大学・研究機関の活用
 2 大学活用のメリット
 3 日本の大学との産学連携
  ⑴ アプローチの仕方
  ⑵ 訪問する際のポイント
  ⑶ 社員参加の必要性
 4 タカノの産学連携の実績
 5 米国の大学との連携
 6 その他の外部活用

第5章 技術革新と今後のトレンド
 1 製品(素材を含む)の国際競争力と技術革新
  ⑴ 技術の国際分業化の進展
 2 鉄鋼業の展望
 3 自動車産業
 4 炭素繊維業界の展望
 5 樹脂および化学製品の展望
 6 その他の技術革新
  ⑴ さまざまな技術革新例
  ⑵ 機械化の技術革新
  ⑶ ソフトウェアの技術革新

 あとがきに代えて

 参考文献

 索  引



著者プロフィール 堀井 朝運(ほりい あさかず)
1957年 明治大学卒業後,タカノ株式会社入社
1988年 タカノ株式会社社長に就任
1998年 タカノ株式会社会長に就任
2000年 タカノ株式会社相談役に就任,現在に至る
2002年 早稲田大学大学院国際経営学修士卒業(MBA取得)
現在,八十二銀行監査役,
日本政策投資銀行技術アドバイザー,
長野県社会福祉事業団理事を務める。






















著者紹介

堀井 朝運(ほりい あさかず)