- 本の紹介
- 経営戦略論の最先端の理論であるとともに、曖昧さもあるダイナミック・ケイパビリティ論について、概念的・学説的に分析・評価し、フレームワークの精緻化を試みる労作。
目次
序章 本書の目的と構成
1 本書の目的
2 本書の構成
第Ⅰ部 ダイナミック・ケイパビリティ論研究の問題と本書の分析視角
第1章 ダイナミック・ケイパビリティ論研究を巡る問題の所在
1 ダイナミック・ケイパビリティ論研究にあたって
2 ダイナミック・ケイパビリティ論とは
3 ダイナミック・ケイパビリティ論を巡る混乱
4 ダイナミック・ケイパビリティ論研究における問題
5 本書の分析視角
第2章 方法論的フレームワークとしての知識の成長モデル
1 方法論的フレームワークの欠如
2 知識への着目
3 世界3論と知識成長のプロセス
4 推測と反駁
5 知識成長の評価尺度
第3章 ダイナミック・ケイパビリティ・フレームワークの明確化
1 研究対象の特定困難性
2 ダイナミック・ケイパビリティの構成要素
3 ダ イナミック・ケイパビリティ・フレームワークの特定困難性の背景
4 ダイナミック・ ケイパビリティ・フレームワークの明確化に向けて
5 フレームワークの明確化と知識の成長
第Ⅱ部 分析的フレームワークとしてのダイナミック・ケイパビリティ論
第4章 意思決定プロセスとしての再構成とケイパビリティ区分の妥当性評価
1 ケイパビリティ区分を巡る論争
2 ケイパビリティ区分についての対立構造
3 批判的議論の重要性
4 意思決定プロセスとしての再構成
5 Teeceによるケイパビリティ区分の妥当性
第5章 ダイバーシティ・マネジメントに対するダイナミック・ケイパビリティ・アプローチ
1 ダイバーシティの有効性に関する議論
2 ダイバーシティ研究の課題と説明力向上に向けて
3 2種類のケイパビリティにおけるダイバーシティの有効性
4 ダイバーシティの有効性に関する統一的な説明
5 ダイバーシティ・マネジメントのあり方
第6章 デジタル・テクノロジー活用に対するダイナミック・ケイパビリティ・アプローチ
1 ビジネス環境とデジタル・テクノロジー
2 DXの概念とケイパビリティとの関係
3 ダイナミック・ケイパビリティ・フレームワークにおけるデジタル・テクノロジー活用
4 デジタル・テクノロジー活用における留意点
5 デジタル・テクノロジーの人間への代替可能性
第Ⅲ部 ダイナミック・ケイパビリティ論の理論的性格
第7章 経営戦略論の進化におけるダイナミック・ケイパビリティ論
1 経営戦略論とダイナミック・ケイパビリティ論
2 経験科学としての経営戦略論とメタ科学
3 研究プログラムとしての再構成
4 理論進化に対する評価
5 資源ベース論の研究プログラムにおける理論的脆弱性
第8章 ネオ・カーネギー学派とダイナミック・ケイパビリティ論との関係性分析
1 ネオ・カーネギー学派とダイナミック・ケイパビリティ論
2 知的基礎としてのカーネギー学派
3 企業家的要素への着目とネオ・カーネギー学派の主張
4 ネオ・カーネギー学派とダイナミック・ケイパビリティ論の差異
5 競 合的アプローチとしてのネオ・カーネギー学派とダイナミック・ケイパビリティ論
第9章 ダイナミック・ケイパビリティ論における目的と行動原理
1 ダイナミック・ケイパビリティ論の精緻化に向けて
2 理論的曖昧性の背景とその排除
3 ダイナミック・ケイパビリティ論の知的基礎
4 目的と行動原理による精緻化
5 論理整合性と反証可能性についての評価
終章 総括と展望
1 総括
2 補足と展望






