商事法講義4 会社法演習

松嶋 隆弘
大久保 拓也

定価(紙 版):2,860円(税込)

発行日:2023/03/22
A5判 / 220頁
ISBN:978-4-502-45411-0

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本の紹介
「会社法」「商法総則・商行為法」「支払決済法」に続くテキストシリーズ。本書では、会社法における主要論点を選び出し、主に一行問題を設定して演習形式により解説を行う。

目次

Ⅰ 会社法総論
 ◆会社の法人性・社団性
  Ⅰ−1 法人格否認の法理
  Ⅰ−2 定款記載の目的と会社の権利能力
 ◆株式会社の基本概念
  Ⅰ-3 少数派株主の保護
  Ⅰ−4 債権者の保護
 ◆持分会社
  Ⅰ−5 株式会社との比較

Ⅱ 会社の資金調達
 ◆株式の性質と属性
  Ⅱ−1 株主平等原則
  Ⅱ−2 株主への利益供与の禁止
  Ⅱ−3 準共有
  Ⅱ−4 種類株式
 ◆新株発行規制
  Ⅱ−5 募集株式の発行
  Ⅱ−6 現物出資規制
  Ⅱ−7 不公正発行
  Ⅱ−8 発行価額の算定
 ◆株式の譲渡
  Ⅱ−9 譲渡の自由と制限
  Ⅱ−10 株式名簿の効力
  Ⅱ−11 総株主通知・個別株主通知
 ◆自己株式
  Ⅱ−12 取得規制
  Ⅱ−13 違法な取得
 ◆社債
  Ⅱ−14 株式と社債との異同
  Ⅱ−15 社債管理者・社債管理補助者
 ◆その他
  Ⅱ−16 株式の併合等

Ⅲ 会社の機関
 ◆株主総会
  Ⅲ−1 意義と権限・決議事項
  Ⅲ−2 招集手続
  Ⅲ−3 バーチャル株主総会
  Ⅲ−4 議決権の行使者
  Ⅲ−5 株主提案権
  Ⅲ−6 取締役等の説明義務
  Ⅲ−7 決議の効力を争う訴え
  Ⅲ−8 決議の瑕疵と既往関係の処理
  Ⅲ−9 決議の瑕疵の連鎖
 ◆役員の選任・解任
  Ⅲ−10 規制の全体像
  Ⅲ−11 資格・任期
 ◆取締役の義務と責任
  Ⅲ−12 社外取締役
  Ⅲ−13 経営判断の原則
  Ⅲ−14 内部統制システムの構築義務
  Ⅲ−15 競業避止義務
  Ⅲ−16 利益相反取引
  Ⅲ−17 従業員の引き抜き
  Ⅲ−18 報酬規制
  Ⅲ−19 エクイティ報酬
  Ⅲ−20 対会社責任
  Ⅲ−21 株主代表訴訟
  Ⅲ−22 役員等の責任の免除
  Ⅲ−23 多重代表訴訟
  Ⅲ−24 対第三者責任
  Ⅲ−25 登記簿上の取締役
  Ⅲ−26 会社補償・D&O保険
 ◆取締役会・代表取締役
  Ⅲ−27 招集手続・決議方法
  Ⅲ−28 重要な財産の処分
  Ⅲ−29 代表取締役の解職と特別利害関係該当性
  Ⅲ−30 表見代表取締役
 ◆監査等委員会設置会社・指名委員会等設置会社
  Ⅲ−31 指名委員会等設置会社と監査役(会)設置会社の異同
  Ⅲ−32 2種類の委員会設置会社の異同
 ◆監査役
  Ⅲ−33 監査権限
  Ⅲ−34 会計限定監査役
  Ⅲ−35 会計監査人との連携
  Ⅲ−36 会計参与
 ◆違法配当・会計帳簿閲覧請求権
  Ⅲ−37 違法配当
  Ⅲ−38 会計帳簿閲覧請求権

Ⅳ 設立・解散と組織再編
 ◆設立・解散
  Ⅳ−1 発起人
  Ⅳ−2 財産引受け
  Ⅳ−3 仮装の払込み
  Ⅳ−4 株式会社の解散
 ◆組織再編
  Ⅳ−5 事業譲渡と会社分割
  Ⅳ−6 商号の続用
  Ⅳ−7 株式買取請求権
  Ⅳ−8 不公正な合併比率
  Ⅳ−9 労働者保護
  Ⅳ−10 濫用的会社分割
  Ⅳ-11 キャッシュ・アウト
  Ⅳ−12 株式価格の算定
  Ⅳ−13 株式交換・株式移転
  Ⅳ-14 株式交付

著者紹介

松嶋 隆弘(まつしま たかひろ)

大久保 拓也(おおくぼ たくや)