金融機関の内部監査―金融検査マニュアル対応と実践的監査スキルの要点
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                          伊佐地 立典 監修
                          有限責任監査法人トーマツ金融インダストリーグループ 編
                                      
            発行日:2011/04/28
            A5判 / 216頁
                          ISBN:978-4-502-43820-2                      
- 本の紹介
 - 金融機関の内部監査部門に新規配属されて最初に読む基本実務書。監査の進め方と必要となるスキルをやさしく解説し、金融検査マニュアルに対応した監査上のポイントも明示。
 
目次
        
  
    
      
      
    
    
      金融機関の内部監査
      ─金融検査マニュアル対応と実践的監査スキルの要点
      
      
    
    
      
    
    
      目次
      
 イントロダクション
      第1章 検査マニュアルが求める内部監査のあるべき姿
 第1節 まず金融検査マニュアルを理解する
  1 はじめに
  2 金融検査マニュアルの構造
  3 金融庁の監督・検査の目的
 第2節 金融検査を理解する
  1 金融検査を理解するために
  2 金融検査5原則
 第3節 内部監査にあたっての留意点
 第4節 内部監査と金融検査の違い
      第2章 内部監査の基礎
 第1節 内部監査とは何か
  1 内部監査の定義
  2 独立性はなぜ必要か
  3 内部管理態勢が有効とはどのような状態か
  4 客観的事実に基づく評価および監査意見の表明
  5 内部監査人の改善提案
 第2節 内部監査の計画をつくる
  1 内部監査のフレームワークについて
  2 中長期監査計画,年度監査計画の策定
  3 年度監査計画の見直し
 第3節 個別の内部監査の具体的なすすめ方
  1 事前準備
  2 フィールドワーク
  3 内部監査報告書の作成
  4 フォローアップ
 第4節 内部監査の品質評価
  1 品質評価の必要性
  2 品質評価の種類
  3 内部監査態勢のPDCAサイクル
      第3章 内部監査コミュニケーションを成功させるスキル
 第1節 2つの「成功のカギとなるスキル」とは
  1 内部監査コミュニケーションとは
  2 内部監査コミュニケーションの品質を確保するために
 第2節 論理的な思考のスキル
  1 問題を整理する
  2 問題を論理的に解析する
  3 論理的な思考のその他の手法
  4 内部監査人が論理的である必要性
 第3節 土台となる信頼関係を構築する
  1 なぜ監査で信頼関係が必要なのか
  2 まずは味方と思われること
  3 本当はみんな会社をよくしたい 自分の会社が好きだから
  4 ラポールで心に橋をかけよう
  5 コミュニケーションのキャッチボール
  6 誰もが通る道
      第4章  的確な事実認識のためのインタビュースキル
 第1節 監査手法の種類とインタビューの位置付け
  1 監査手法としての「質問」
  2 「インタビュー」と「質問」の関係
 第2節 インタビューで何を質問するのか
  1 インタビューで質問する事項の整理手順
  2 「質問」すべきリスクとコントロールの状況とは
  3 有効なコントロールの判断とインタビューの役割
  4 誰がコントロールの実施者なのか
  5 顕在化した問題事象に対して何を質問するべきか
 第3節 インタビューのテクニック
  1 インタビュー成功のためのポイント
  2 要所を漏れなく質問するコツ
  3 自然な流れでインタビューを組み立てるコツ
  4 質問の種類と用い方
  5 その他インタビュー実施時のポイント
      第5章 伝わるプレゼンテーション
 第1節 心に響くプレゼンテーション
  1 内部監査人に期待されるプレゼンテーション
  2 GRROWモデルの内容
 第2節 積極的な合意を引き出す
  1 積極的な合意を引き出すために大切なこと
  2 共感を呼ぶ表現
  3 届けるスキル
      第6章  不正や問題を見つけるためのテクニック
 第1節 問題等を見つけるためのキーワードとは
 第2節 内部監査における着眼点
 第3節 「体制・整備状況」から「態勢・運用状況へ」
  1 留意すべき点
  2 サンプリングの基準は多角的に
 第4節  属人的,形式的な指摘とは何か(ケーススタディ)
  1 属人的な問題のみに着眼したらどうなるか
  2 形式的な不備のみに着眼したらどうなるか
 第5節 「周知・徹底」から「浸透・定着」へ
  1 「周知・徹底」に着眼するだけでは問題等は見つからない
  2 自己点検を見逃すな
 第6節 その他の着眼点
  1 フィールドワークでの留意点
  2 問題等を見つけるための心構えとは
      第7章  内部監査人としてのステップアップのために
 第1節 検査から監査へ
  1 はじめに
  2 検査と監査の違い
  3 内部管理態勢とは何か
 第2節 期待される内部監査の役割
 第3節 内部監査人に求められる視点とは
  1 管理態勢に着目
  2 将来のリスクに着目
  3 経営陣の求めるものへの着目
       終わりに
      
       参考文献
      
    
    
      
    
    
      
      
      著者プロフィール
      
    
    
      〈監修者紹介〉
      伊佐地 立典
金融インダストリーグループ コンサルティング部門 パートナー
      大手銀行に勤務,米国ロスアンゼルス・ニューヨーク駐在を経て,2002年に(現)有限責任監査法人トーマツ入社。
      米国国際経営大学院修了(MBA)。
      公認内部監査人(CIA),公認銀行内部監査人(CBA),公認リスク管理専門士(CRP米国)。
      内部監査およびコンプライアンス関連セミナーにおいて,全国地方銀行協会,全国信用金庫協会,全国労働金庫協会等に関連する研修ほか多数の講師を務める。
      
〈編者紹介〉
      有限責任監査法人トーマツ
      有限責任監査法人トーマツはデロイト トウシュ トーマツ リミテッド(英国の法令に基づく保証有限責任会社)のメンバーファームで,
      監査,マネジメントコンサルティング,株式公開支援,ファイナンシャルアドバイザリーサービス等を提供する日本で最大級の会計事務所のひとつです。
      国内約40都市に2,500名の公認会計士を含む約5,500名の専門家を擁し,大規模多国籍企業や主要な日本企業をクライアントとしています。
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
    
    
      
    
  
          


