構造が成果を創る―価値を構築するストラクチャリング思考と手法

田尻 望
定価:2,640円(税込)

発行日:2021/07/30
A5判 / 220頁
ISBN:978-4-502-39171-2

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本の紹介
ノブの形がドアの開け方を決めるのと同じように、最大の付加価値を創出するような「構造」を構築するにはどうすればいいか。顧客ニーズとの関係性から解き明かす、新・組織論。

目次



構造が成果を創る
―価値を構築するストラクチャリング思考と手法
目次

はじめに~構造によって成果を創ってきた組織~ 
第1章 構造が挙動を創り,挙動が成果を創る
 1 私たちも組織も構造によって動かされている
 2 構造が成果を創る
 3 構造が成果を創った例
 4 構造とは何か?
 5 誰でも10億通りのパターンを簡単に覚えられる

第2章  なぜ,構造で成果を出すことができないのか?
 1 自分なりに正当化された観念(解釈や私の感情)
 2 臨機応変な対応の大半は,実はパターンが多い
  作業である
 3 複雑に絡まる構造~起こっている問題自体に問題がない~
  ⑴ パワハラをしてしまった上司
  ⑵ 営業と開発が仲違いするのは組織構造の問題
  ⑶ 経営者が意思決定できない本当の理由
   
第3章 ストラクチャリング思考
 1 問題を“人”にしない考え方
 2 ストラクチャリング思考
 3 ファクト思考~解釈を事実化する~
 4 構造化思考~事実の連鎖を構造化する~
  ⑴ 分けて考える(まずは2つ)
  ⑵ いくつかに分ける(フレームワーク・モデル・構造など)
  ⑶ 線形構造と循環構造
 5 パズル思考~構造を入れ替えた後の変化の予測~
 6 感情も構造化できる
 7 ストラクチャリング思考のまとめ

第4章  価値構築経営の構造
~Structure of Value Construction~
 1 人が感じる価値とは何か?
  企業が感じる価値とは何か?
  ⑴ 企業が感じる価値
  ⑵ 人が感じる価値
 2 付加価値ではないことを見分ける
 3 価値構築経営の構造の全体像

第5章 価値の根源:ニーズ探索の構造
 1 ニーズ探索の目的
 2 ニーズ探索の構造
  ⑴ 開放・盲点・秘密・未知の構造
  ⑵ 特長・機能利点・感動
 3 ニーズ探索の手法
  ⑴ コンサルティングセールス
  ⑵ ニーズ探索の手法(質問・観察・五感・五感以上)
  ⑶ ニーズ探索のまとめ~企業が感じる利点・価値~
  ⑷ ニーズ探索のまとめ~人が感じる利点・価値~
 4 より深くニーズを探索していくために
  ⑴ 開放領域での感動価値
  ⑵ 秘密領域での感動価値
  ⑶ 盲点領域での感動価値
  ⑷ 未知領域での感動価値
  ⑸ ニーズ構造における探索の方法

第6章 価値創出の構造
 1 価値創出の目的
 2 価値創出の構造
  ⑴ 今ある商品の価値を創出する構造
  ⑵  ニーズ構造の利点・価値部分から逆算して価値を創出する
    構造
 3 価値創出の手法
  ⑴ 商品の特長から利点,価値,価格を考える
  ⑵ 価値の計算方法・捉え方

第7章 価値実現の構造
 1 価値実現の目的
 2 価値実現の構造
  ⑴ 価値構造の情報構築
  ⑵ 価値構造の体感(“価値は本当に手に入るのか?”の実感)
  ⑶ 価値構造の差別化(“他では手に入らないのか?”の実感)
  ⑷ 意思決定
  ⑸ 価値実現
 3 価値実現の手法
  ⑴ 価値構造の情報構築
  ⑵ 価値構造の体感(“価値は本当に手に入るのか?”の実感)
  ⑶ 価値構造の差別化(“他では手に入らないのか?”の実感)
  ⑷ 意思決定
  ⑸ 価値実現

第8章 価値展開の構造
 1 価値展開の目的
 2 価値展開の構造
 3 価値展開の手法
  ⑴ 1回当たりの取引価値量を引き上げる
  ⑵ 取引の回数を多くする
  ⑶ 新規取引を多くする

第9章 構造によって価値を生み出した事例
 事例① 大きな営業組織における共通言語と価値観を!
 事例② 誰もが成功できる会社にしたい!
 事例③ 圧倒的な世界観の価値を仕組み化する
 事例④ トップコンシェルジュが顧客に伝える価値を仕組み化
 事例⑤ 差別化しにくい士業で,申請件数を日本一へ
おわりに 




著者プロフィール
《著者紹介》
田尻 望(たじり のぞむ)
京都府長岡京市生まれ。大阪大学基礎工学部情報科学科にて,情報工学,プログラミング言語,統計学を学ぶ。2008年卒業後,株式会社キーエンスにてコンサルティングエンジニアとして,重要顧客を担当。大手システム会社の業務システム構築支援をはじめ,年30社に及ぶシステム制作サポートを手掛けた経験が,「最小の人の命の時間と資本で,最大の付加価値を創出する」ミッション,世界初のイノベーションを生むコンサルティングセールス,ファクトベースでの高収益コンサルティングの基礎となっている。その後,企業向け研修会社の立ち上げに参画し,独立。年商10億円~1,400億円規模の経営戦略コンサルティングなどを行い,₂か月で6,000万円の利益改善といった企業を次々と輩出。社会変化に適応した企業の長期的発展を目指す。また,自身の人生経験を通じて人が幸せに働くことを追求,エネルギッシュでありながら親しみのある明るい人柄で,大手企業経営者から慕われている。私生活では3人の子を持つ父親でもある。



著者紹介

田尻 望(たじり のぞむ)