航空・空港政策の展望―アフターコロナを見据えて

一般財団法人関西空港調査会 監修
加藤 一誠 編著
西藤 真一 編著
幕 亮二 編著
朝日 亮太 編著
定価:3,520円(税込)

発行日:2021/06/03
A5判 / 268頁
ISBN:978-4-502-38771-5

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本の紹介
災害や環境問題、そしてコロナ禍など多様な課題を抱えている航空・空港業界。その政策の背景、仕組み、問題点などを最新の事例を用いて解説し、今後の方向性を考察する。

目次



航空・空港政策の展望
-アフターコロナを見据えて
目次

はじめに
 序章 わが国の航空・空港政策の枠組み

第Ⅰ部 空港需要の増大と対応
 第1章  空の国際化とオープンスカイのさらなる進展
 第2章  羽田空港のこれまでと今後
 第3章  成田空港のこれまでの歩みと将来
 第4章  訪日旅客者数に影響を与える要因と訪日誘客政策の評価
 第5章  空港施設計画の変遷
       -地方空港を中心に
 第6章  LCCのビジネスモデルとわが国における展開
 第7章  アジアの外国航空会社からみた関西空港
 第8章  新滑走路建設の増便効果

第Ⅱ部 受け皿としての空港活用
 第9章  関西における航空・空港問題の基本認識
 第10章 今後,関西の空港をどう使うか
 第11章 複数航空の活かし方
 第12章 空港営業のプロが集う空港
      -北九州空港
 第13章 県庁職員100人の営業力
      -佐賀空港

第Ⅲ部 空港・地域の持続可能な経営
 第14章 国管理空港の民営化と地方自治体
 第15章 地方空港の経営改革
 第16章 空港民営化で先行する欧州からの示唆
 第17章 インバウンド旅行者を増やせば地域は栄えるのか

第Ⅳ部 効率の基盤となる問題
 第18章 空を支える航空管制
 第19章 航空機の環境対策
      -ヨーロッパの持続可能な航空運送に向けて
 第20章 自然災害と空港の備え
 第21章 人口減少地域における航空の将来
      -地域航空

第Ⅴ部 今後の航空・空港の論点
 第22章 鉄道も気づき始めたインバウンドの大きさ
 第23章 飛び恥
      -航空から鉄道への転換
 第24章 空港コンセッションはアクセス交通にも波及する
 第25章 自家用車とバスに依存する地方空港
 第26章 空港財源と今後の負担問題
 終章  “そら”と“うみ”の将来(対談)
索引



著者プロフィール
〈監修者〉
一般財団法人 関西空港調査会


著者紹介

一般財団法人関西空港調査会(かんさいくうこうちょうさかい)
[プロフィール]
関西空港調査会は,空港関係の中立的,専門的な調査研究機関として1976(昭和51)年12月に設立されました。以来,現在に至るまで,空港と地域をつなぐ架け橋として,空港を活用した活力ある関西の発展に向けて,航空機騒音のモニタリングなどの環境調査,航空・空港分野の研究者と連携した関空の利用促進や関西経済発展のための調査研究活動,情報発信等に精力的に取り組んでいる。

加藤 一誠(かとう かずせい)
[プロフィール]
慶應義塾大学商学部教授
1964年京都市生まれ。1987年同志社大学経済学部卒業,1992年同志社大学大学院経済学研究科博士課程後期満期退学,2002年博士(経済学)(同志社大学)。関西外国語大学、日本大学経済学部等を経て現職。

[主な著作]
『「みなと」のインフラ学』成山堂書店,共編著(2020年)、『入門アメリカ経済Q&A100』中央経済社、共編著(2019年)など。

西藤 真一(さいとう しんいち)
[プロフィール]
島根県立大学総合政策学部准教授
1977年京都市生まれ。2000年関西学院大学経済学部卒業,2005年関西学院大学大学院経済学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学。財団法人運輸調査局(現・一般財団法人交通経済研究所)を経て現職。

[主な著作]
『交通インフラの運営と地域政策』成山堂書店(2020年,単著),"Redefining the borders between public, social economy and for-profit organizations in the provision of public services: The case of Japan" in Philippe BANCE (dir.) Providing Public Goods and Commons: Towards Co-production and New Forms of Governance for a Revival of Public Action, CIRIEC Aisbl.(2018年,共著).などがある。

幕 亮二(まく りょうじ)
[プロフィール]
株式会社MK総合研究所代表取締役所長
1965年福岡県生まれ。1991年早稲田大学大学院経済学研究科修了。同年株式会社三菱総合研究所入社,集客交流コンサルティングチームリーダー,空港民営化事業チームリーダーを経て,2017年独立開業。2019年より北九州市立大学大学院マネジメント研究科特任教授。

朝日 亮太(あさひ りょうた)
[プロフィール]
九州産業大学商学部准教授
1985年福井県生まれ。2008年福井大学教育地域科学部卒業,2013年神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了 博士(商学)(神戸大学)。福山平成大学経営学部講師を経て現職。

[主な著作]
“Effects of Southwest Airlines’ entry and airport dominance” Journal of Air Transport Management, Vol.64 (2017年,共著),「低費用航空会社の買収が競合航空会社に与える影響~サウスウエスト航空とエアトランのケース~」『海運経済研究』第50号(2016年)がある。

担当編集者コメント
「2021年度 第14回 住田航空奨励賞」を受賞いたしました。