現代財務報告会計

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松尾 聿正 編著

定価(紙 版):4,840円(税込)

発行日:2008/05/26
A5判 / 392頁
ISBN:978-4-502-28520-2

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本の紹介
現代の財務会計を実態開示・グローバル化重視の視点から取りあげ解説。会計基準のコンバージェンスの進展を踏まえ国際動向や国内基準改正の動きなどを基礎から学習できるテキスト。

目次


現代財務報告会計
目次

 はしがき

?  会計の役割と会計制度
 1 会計の役割
 2 会社法における会計
 3 金融商品取引法と会計
 4 会計の機能の変化
 5 実定法と慣習法
 6 証券取引所開示規制
 7 電子開示
 8 自主開示
 9 ディスクロージャーの狙い

?  会計基準のコンバージェンス
 1 国際会計基準設定主体の変遷とわが国の会計基準設定主体
 2 EUによる同等性評価
 3 日本の決断と課題

?  2つの利益計算法
 1 財産法
 2 損益法
 3 近代会計におる利益計算―ストックからフローへ,再びストックへ

?  概念フレームワーク
 1 概念フレームワークの必要性
 2 会計目的
 3 会計公準
 4 情報特性
 5 会計要素

?  一般原則
 1 一般原則の構造
 2 真実性の原則
 3 会計処理規定
 4 会計報告規定
 5 会計的判断規制規定

?  金融資産
 1 金融商品と金融資産の範囲
 2 現金・預金
 3 受取手形
 4 金銭債権
 5 有価証券
 6 デリバティブ取引による正味の債権

?  棚卸資産
 1 棚卸資産の範囲
 2 棚卸資産の取得価額
 3 払出数量の算定
 4 払出単価の計算
 5 次期繰越原価の決定

?  固定資産等
 1 固定資産等の意義
 2 有形固定資産
 3 無形固定資産
 4 繰延資産
 補論 研究開発費等

?  金融負債
 1 負債の意義
 2 金融負債の範囲
 3 金融負債の発生と消滅の認識
 4 金融負債の分類
 5 流動負債
 6 固定負債
 7 普通社債
 8 新株予約権付社債
 9 リース負債

?  引当金
 1 引当金の意義と分類
 2 退職給付引当金
 3 引当金の表示と特別法上の準備金

??  税効果会計
 1 税効果会計の意義
 2 税効果会計の方法
 3 繰延税金資産と繰延税金負債

??  純資産
 1 純資産の意義と分類
 2 払込資本
 3 自己株式
 4 留保利益
 5 評価・換算差額等
 6 新株予約権

??  収益と費用
 1 収益と費用の概念
 2 収益会計
 3 発生主義と現金主義
 4 実現主義
 5 収益と費用の測定
 6 特殊販売
 7 非貨幣性資産の費用化
 8 対応の原則
 補論 包括利益

??  企業結合会計
 1 企業結合会計
 2 株式交換・移転
 3 会社の分割

??  連結会計
 1 連結情報の役割
 2 連結概念
 3 連結会計の一般原則
 4 連結範囲の決定
 5 資本連結と連結貸借対照表
 6 持分法
 7 未実現損益の消去と連結損益計算書
 8 利益処分と連結株主資本等変動計算書
 9 連結キャッシュ・フロー計算書
 10 税効果会計

??  外貨換算
 1 外貨建取引等会計処理基準の設定
 2 外貨会計基準の領域
 3 外貨換算の方法
 4 一取引基準と二取引基準
 5 為替差損益の会計処理
 6 為替予約
 7 本店の外貨建取引および在外支店の外貨表示財務諸表項目の
    換算
 8 在外子会社等の外貨表示財務諸表項目の換算
 9 わが国外貨換算会計基準の問題点
 10 換算方法の例示

??  財務報告書
 1 財務報告書と財務諸表
 2 企業情報の体系

 「II章 会計基準のコンバージェンス」についての参考文献

 索  引




著者プロフィール 〈編著者紹介〉
松尾 聿正(まつお のぶまさ)
1964年 関西大学商学部卒業
1969年 関西大学商学部助手,のち専任講師,助教授を経て教授(1983年)
1970年 関西大学大学院商学研究科博士課程単位取得修了
1983年 米国カリフォルニア大学バ−クレー校留学
      (83年4月〜84年3月)
1992年9月 博士(商学)取得
2005年 関西大学大学院会計研究科教授,現在に至る。
〔主要著書〕
『会計理論の基礎構造』同文舘,1982年
『会計ディスクロージャーの理論と実態』中央経済社,1990年(日本公認会計士協会学術賞受賞)
『財務諸表の理論と演習[第2版]』中央経済社,1996年
『環境情報開示論』白桃書房,1999年
『日本企業の会計実態―会計基準の国際化に向けて―』(柴健次氏と共編著)白桃書房,1999年
『アナリストから見た日本の会計制度改革―会計基準の国際化に向けて―』(編著)関西大学出版部,1999年
『アカウンティング―現代会計入門―[改訂版]』(編著)同文舘出版,2002年
『持株会社と企業集団会計』(水野一郎氏・笹倉淳史氏と共編著)同文舘出版,2002年
『財務報告会計 第2版』中央経済社,2005年
『基本会計学用語辞典 改訂版』(平松一夫氏と共編著)同文舘出版,2008年
そのほか論文多数

〈執筆者紹介〉
松尾 聿正(まつお のぶまさ) 関西大学大学院会計研究科教授
(編著者紹介を参照)

笹倉 淳史(ささくら あつし) 関西大学商学部教授
1983年 関西大学大学院商学研究科博士課程後期課程単位取得修了後,関西女学院短期大学(現,関西国際大学)専任講師,助教授を経て
1990年 関西大学助教授
1997年 教授,現在に至る。
1997〜98年 ミドルセックス大学(ロンドン)客員教授
〔主要著書・論文〕
『持株会社と企業集団会計』(共編著)同文舘出版,2002年
『簿記システムの基礎(2級商業簿記編)』(共編著)国元書房,2003年
『企業簿記システムの基礎』(関西大学会計学研究室編)国元書房,2005年
『アカウンティング 三訂版』(共編著)同文舘出版,2007年
その他コーポレートガバナンス,イギリス会計制度,外貨換算会計等に関する論文多数。

首藤 昭信(しゅとう あきのぶ)
神戸大学経済経営研究所 准教授
2002年 関西大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得。専修大学商学部専任講師,助教授,准教授を経て
2008年 神戸大学経済経営研究所准教授,現在に至る。
〔主要著書〕
Focus on Finance and Accounting Research(共著,Nova Science Publishing Inc, 2007)
〔主要論文〕
“Executive Compensation and Earnings Management: Empirical Evidence from Japan,” Journal of International Accounting, Auditing and Taxation, Vol. 16 No.1(2007)
“Managerial Ownership and Earnings Management: Theory and Empirical Evidence from Japan,” Journal of International Financial Management & Accounting, Vol 19, Issue 2(2008)(共著)
「利益調整の動機分析―損失回避,減益回避および経営者予想値達成の利益調整を対象として―」『会計プログレス』第8号(2007)などがある。

島田 奈美(しまだ なみ) 流通科学大学専任講師
2007年 関西大学大学院商学研究科博士課程後期課程単位取得修了
2007年9月 博士(商学)取得
2008年 流通科学大学専任講師,現在に至る。




























著者紹介

松尾 聿正(まつお のぶまさ)