図解&設例会計・財務の本質と実務がわかる本

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関 浩一郎
菅野 貴弘

定価(紙 版):2,750円(税込)

発行日:2015/06/26
A5判 / 256頁
ISBN:978-4-502-15361-7

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本の紹介
ともに数字を扱い、意思決定に欠かせない「会計」と「財務」の知識を、経営者の目線で実践的に解説。両者の目的・対象・時制の違いを踏まえ、複眼的な経営判断に役立つ。

目次


図解&設例
会計・財務の本質と実務がわかる本

目次

 はじめに

 序 章 企業会計と企業財務の本質
  1 本書のねらい 
  2 企業会計と企業財務の違い
  3 企業会計と企業財務の本質

第1部 企業会計編
 第1章 財務会計の本質と実務
  第1節 財務会計の基礎知識
   1 制度会計と利害調整機能
   2 利益の業績表示性と分配可能性
   3 金商法会計と会社法会計
  第2節 財務会計の本質
   1 企業行動の本質(資本の投下と資本の回収)
   2 財政状態(投資のポジション)と経営成績(投資の成果) 
   3 ストックとフロー
   4 利益計算のルール(リスクからの解放)
  第3節 財務諸表の本質
   1 財務諸表の構成要素と全体像(クリーン・サープラス)
   2 貸借対照表の構成要素
   3 損益計算書の構成要素
  第4節 財務会計の実務論点
   1 棚卸資産
   2 固定資産の減損
   3 資産除去債務 
   4 工事契約の収益認識
  第5節 財務諸表の役割(キャッシュ・フロー計算書)
   1 キャッシュ・フロー計算書の意義
   2 キャッシュ・フロー経営

 第2章 税務会計の本質と実務
  第1節 税務会計とは
  第2節 法人税の納税手続
   1 確定決算主義
   2 納税方式(賦課課税方式と申告納税方式)
   3 申告期限
  第3節 課税所得計算のしくみ
   1 課税所得と利益の関係
   2 申告調整項目
   3 設  例
  第4節 会計と税務の関係(税効果会計)
   1 税効果会計とは
   2 繰延税金資産の回収可能性
   3 適用税率について(税率変更)
  第5節 税務が資金に与える影響
   1 タックスシールドとは
   2 負債の節税効果
   3 負債比率上昇のデメリット

 第3章 管理会計の本質と実務
  第1節 管理会計とは
   1 未来につながる会計
   2 自由度の高い会計
   3 適切な意思決定に向けて
  第2節 管理会計の利用例
   1 原価計算
   2 予算管理
   3 設備投資の意思決定
   4 管理会計の費用対効果

第2部 企業財務編
 第4章 企業財務の本質と基礎知識
  第1節 2つの不等式,3つの対となる概念
   1 2つの不等式
   2 3つの対となる概念
  第2節 残高(ストック)と増減(フロー)
   1 「調達」,「運用」,「手持ち資金」の関係
   2 「必要な資金」と他の3要素との関係
   3 有機的につながる4つの要素
  第3節 金額(絶対額)と比率
  第4節 確定条件と未確定条件
   1 将来予測を加味する必要性
   2 意思決定に際して整理しておくべきこと

 第5章 資金調達とコスト
  第1節 いかに資金調達するか―資金調達の種類と特徴
   1 借入調達と資本調達
   2 借入調達と資本調達の相対的なコスト
  第2節  いかに資金調達のコストを抑えるか
        ―資金調達における検討要素
   1 追加負債コスト
   2 負債のレバレッジ効果
   3 実務上の資金調達における留意点

 第6章 将来の運用の見極め
  第1節 企業財務における運用の収支見込み
   1 中長期の収入見通しの立案
   2 初期投資額と費用の算定
  第2節 予測貸借対照表
   1 使用する設備等,償却資産の状況に関する情報の把握
   2 資金の状況の把握
  第3節 会計監査への対応
   1 初期投資段階に資産として財務諸表上に計上する金額
   2 運用において引き続き財務諸表上に計上する金額(減損処理)

 第7章 「調達」と「運用」の比較の実務と留意点
  第1節 現在価値と使用する割引率
  第2節 「調達」と「運用」の比較と検討のポイント
   1 「調達」と「運用」の比較
   2 コストの変動費・固定費分解
  第3節 その他参考となる指標
   1 内部収益率
   2 回収期間

 第8章 資金管理のポイント
  第1節 「手持ち資金」と企業財務上のコストの考え方
   1 「手持ち資金」の2つの論点
   2 「運転資本」と企業財務上のコスト

  第2節 「 必要な資金」と資金管理上における実務上のポイント
   1 資金繰り表
   2 資金繰り表の2つの論点

 第9章 収益獲得と資金管理の相互影響
  第1節  「調達」が他の要素に与える影響
        ―追加資金を手当てする場合
  第2節  「運用」が他の要素に与える影響
        ―「運用」が予測を下回った場合
  第3節  「必要な資金」が他の要素に与える影響
        ―「運用」が予測を上回った場合
  第4節 「手持ち資金」が他の要素に与える影響

 第10章 財務分析の活用
  第1節 収益性分析による情報の入手
   1 ドリルダウン
   2 原因の推測・検証と解決への道筋
  第2節 安全性分析による情報の入手
   1 外部の利害関係者からどう見られるか
   2 代表的な指標とその見られ方




著者プロフィール 関 浩一郎(せき こういちろう) 
新日本有限責任監査法人 公認会計士 米国公認会計士
重工業メーカーでの営業職を経験ののち,平成11年,太田昭和監査法人(現 新日本有限責任監査法人)入所。
以降,食品メーカー,自動車メーカー等,主に製造業を中心に国内上場会社の会計監査に従事。
主な著書(共著):
『業種,組織形態等に特有な会計と税務』(税務経理協会),
『原価計算の本質と実務がわかる本』(中央経済社)。

菅野 貴弘(すがの たかひろ)  
新日本有限責任監査法人 公認会計士
平成13年,新日本監査法人(現 新日本有限責任監査法人)入所。
以降,食品メーカー,自動車メーカー等,主に製造業を中心に国内上場会社の会計監査に従事。
主な著書(共著):
『業種,組織形態等に特有な会計と税務』(税務経理協会),
『原価計算の本質と実務がわかる本』(中央経済社)。




















著者紹介

関 浩一郎(せき こういちろう)

菅野 貴弘(すがの たかひろ)