これからの銀行論―勝ち残る銀行員の必須知識

階戸 照雄
加藤 孝治

定価(紙 版):2,530円(税込)

発行日:2019/09/26
A5判 / 180頁
ISBN:978-4-502-31071-3

送料について
本の紹介
AI、FinTech、仮想通貨、異業種参入、人員削減、コンプライアンスなど、金融業界の環境が激変する中で、銀行および銀行員はどうすれば勝ち残っていけるのかを問う。

目次



これからの銀行論 
勝ち残る銀行員の必須知識

目次

序章 今、銀行が直面していること
第1章 銀行とは何か

 第1節 銀行とは何か
 第2節 銀行の経営管理
 第3節 銀行が提供する業務

第2章 銀行の仕事
 第1節 銀行の社会的役割
 第2節 間接金融と直接金融

第3章 銀行による社会貢献
 第1節 銀行が担う金融仲介機能
 第2節 間接金融における仲介者の役割
 第3節 金融仲介以外の銀行の機能
 第4節 銀行の各事業部門の業務内容
 第5節 コーポレート・ガバナンスに関する銀行の役割

第4章 環境変化は銀行をどう変えたか
 第1節 外部環境の変化が銀行経営に与える影響
 第2節 銀行をめぐる経済環境の変化
 第3節 銀行と行政の関係
 第4節 社会的環境変化

第5章 銀行産業の競争環境
 第1節 銀行はもうかる業界か:5つの競争要因分析
 第2節 企業間の競合関係
 第3節 書いての交渉力・売り手の交渉力
 第4節 新規参入の脅威
 第5節 代替品の脅威

第6章 技術革新によって銀行はどう変わるか
 第1節 情報技術と銀行の関係
 第2節 人工知能(AI)
 第3節 ロボットによる自動化(RPA)
 第4節 ブロックチェーン
 第5節 技術革新によって変わる銀行ビジネス

第7章 今後,銀行がとるべき戦略は何か
 第1節 差別化戦略の重要性
 第2節 ブルー・オーシャン戦略
第3節 多角化戦略への期待
 
終章 今,銀行に求められること




著者プロフィール
階戸照雄(しなと てるお)
日本大学大学院総合社会情報研究科研究科長。
日本大学博士(総合社会文化)。

加藤孝治(かとう こうじ)
日本大学大学院総合社会情報研究科教授。
日本大学博士(総合社会文化)。


著者紹介

階戸 照雄(しなと てるお)
[プロフィール]
日本大学大学院総合社会情報研究科 教授。日本大学博士(国際関係)
1978年大阪外国語大学(現・大阪大学)卒業、富士銀行(現・みずほフィナンシャルグループ)入行。社費留学中、INSEAD MBA取得、2003年朝日大学経営学部教授、2006年日本大学大学院総合社会情報研究科教授、2012年同研究科長
専攻:経営戦略、ファミリービジネス、財務会計
連絡先:shinato.teruo@nihon-u.ac.jp

[主な著作]
『ファミリービジネス最良の法則』(翻訳)(2015、ファーストプレス)、『日本のファミリービジネス 第1章(日本は世界一のファミリービジネス大国)・第7章(ファミリービジネスのガバナンス)』(2016、中央経済社)、『これからの銀行論』(2019、中央経済社)など

加藤 孝治(かとう こうじ)
[プロフィール]
日本大学大学院総合社会情報研究科 教授。日本大学博士(総合社会文化)
1988年京都大学経済学部卒業、日本興業銀行(現・みずほフィナンシャルグループ)入行。在籍中に日本大学大学院総合社会情報研究科博士後期課程修了。2015年目白大学経営学部教授、2019年日本大学大学院総合社会情報研究科教授
専攻:流通論、経営組織論、ファミリービジネス
kato.koji115@nihon-u.ac.jp

[主な著作]
『Next Marketを見据えた食品企業のグローバル戦略』(2015、ぎょうせい)、『ようこそ小売業の世界に-先人に学ぶ商いのこころ-』(2015、商業界)、『日本のファミリービジネス 第5章(ファミリーアントレプレナーの特性)』(2016、中央経済社)。『これからの銀行論』(2019、中央経済社)など