経済

インフラを科学する―波及効果のエビデンス

定価:2,916円(税込) 送料について

発行日:2018-11-22
A5判/208頁
ISBN:978-4-502-28531-8

  • 中級

紹介文

どのインフラにどのくらい支出するのが望ましいのか。その根拠となるインフラの効果を計測することは可能なのか。困難な課題に対してデータ分析により因果関係を実証する。

人びとの生活や経済の成長に深くかかわるインフラには果たしてどのくらいの経済効果があるのでしょうか。
そもそも効果を正確に計ることは可能なのでしょうか。
本書はこうした疑問に対して,交通や都市などをケースとして,これまで明らかにされていなかった効果を含めて,データや分析手法を駆使してその波及効果を計測・実証し,インフラ整備のあり方やこれからの役割を示したチャレンジングな1冊です。

各章の扉で「本章のねらい」「本章を通じてわかったこと」「政策的な示唆・メッセージ」を1ページ完結で提示し,各章の冒頭と最終節もねらいやまとめになっているため,短時間で各章のエッセンスをつかむことができ,たとえ専門的な予備知識がなくても理解できるように構成されています。

EBPM(Evidence Based Policy Making)に関心のある行政関係者,インフラ関連の実務に携わる方,実証分析の研究や教育に携わる方などにデータと分析手法の組み合わせや使い方がわかるケース集としておすすめします!

<目 次>
序 章  インフラを科学する重要性(柳川範之)

第1部 インフラの「非伝統的」波及効果
第1章 インフラの経済効果をより広義にとらえる
    ―Wider Economic Impactsからみた
    集積の重要性(中川雅之)
第2章 企業間ネットワークから考える交通インフラの
    効果
    ―ヒトの移動と地理空間の重要性(齊藤有希子)
第3章 都市間交通インフラと企業間取引・
    企業パフォーマンス
    ―東日本大震災による高速道路途絶の影響
   (細野薫・植杉威一郎・内田浩史・小野有人・
    宮川大介)
第4章 高速道路整備と事業所のパフォーマンス
    ―新東名高速道路開通による事業所の
    生産・輸出への影響
   (要藤正任・井上寛規・伊藤公二)
第5章 交通インフラの地域別・産業別効果をとらえる
    ―SCGE分析の進展と実務での利用可能性
    (小池淳司)

第2部 インフラが果たすこれからの役割
第6章 都市の魅力―何が都市の成長をドライブするのか
    (清水千弘・武藤祥郎)
第7章 少子高齢化時代のインフラストラクチャー投資と
    都市の空間構造
    ―都市内住宅立地理論による検討(高橋孝明)
第8章 労働減少社会における社会資本整備
    ―生産性を向上させる地域配分とは(林 正義)

<編著者>
柳川 範之(やながわ のりゆき)
東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授。博士(経済学・東京大学)。
慶應義塾大学経済学部卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。著書に『法と企業行動の経済分析』(日本経済新聞出版社,日経・経済図書文化賞受賞),『東大教授が教える独学勉強法』(草思社)ほか多数。

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