最新中小企業会計論

河﨑 照行
定価:3,300円(税込)

発行日:2016/09/28
A5判 / 344頁
ISBN:978-4-502-19961-5

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本の紹介
現在、国内外で中小企業会計の議論が活発化している。本書は、中小企業会計の理論的・制度的基盤を提供し、最新の中小企業会計基準を解説するとともに、その課題を提示する。

著者紹介

河﨑 照行(かわさき てるゆき)
1950年 山口県に生まれる<br>
1979年 神戸大学大学院経営学研究科博士課程単位取得<br>
1992年―1993年 米国テキサス大学客員研究員<br>
2004年―2006年 甲南大学副学長<br>
2006年―2013年 甲南大学会計大学院長<br>
現  在 甲南大学名誉教授 博士(経営学)神戸大学<br>
・税理士試験委員、公認会計士試験委員、中小企業庁「中小企業政策審議会」臨時委員、金融庁「企業会計審議会企画調整部会」臨時委員等を歴任<br>
・中小企業会計学会会長、税務会計研究学会理事<br>
・公益財団法人「租税資料館」理事長<br>

[主な著書]
『情報会計システム論』中央経済社、1997年<br>
『最新 中小企業会計論』中央経済社、2016年<br>
『電子情報開示のフロンティア』編著、中央経済社、2007年<br>
『詳解 中小会社の会計要領』編著、中央経済社、2012年<br>
『中小企業の会計制度―日本・欧米・アジア・オセアニアの分析』編著、中央経済社、2015年<br>
『会計制度のパラダイムシフト―経済社会の変化が与える影響』編著、中央経済社、2019年<br>
General Accounting Standard for SMEs in Japan,Wiley,2014(共著)<br>
『シンプルIFRS』監訳、中央経済社、2011年 他多数<br>

担当編集者コメント
中小企業会計の第一人者である河﨑先生による待望の書籍です。

中小企業会計については、日本では、2002年に中小企業庁の研究会報告書が公表され、以後この議論が進み、中小指針、中小会計要領といった会計ルールが登場しました。
他方、IASBも2009年に中小企業版IFRSを公表し、各国ではこれを国内基準化すべきか活発な議論が展開されています。
本書は、このような国内外の中小企業会計をめぐる動向を背景として、中小企業会計の理論的・制度的基盤を提供し、日本の最新の中小企業会計基準(中小会計要領)を整理・体系化するとともに、中小企業会計の課題と国際動向を論じています。
あわせて、「会計がわかれば、ビジネスが見える」ことを中小企業経営者に認識していただき、日本における中小企業会計の普及と制度的定着化を促進させることをねらいしています。

本書は、基本的にはテキストとしての性格が強いのですが、武田隆二先生と共に、そして武田先生がお亡くなりになってからはこれを引き継ぎ、まさに中小企業会計のルール化、さらに普及に全身全霊を注いでこられた河﨑先生の、ここまでの研究の集大成ともいえるべき書籍だと思います。
また、本書の内容は、武田会計学を継承・発展させた河﨑会計学を提示するものともいえますね。ですので、書名が武田先生『最新財務諸表論』→『最新中小企業会計論』なんです!

日本経済の発展に中小企業の活性化は不可欠であり、そのための会計の意義・可能性をもっともっとアナウンス・追究していく必要があると思います。
本書は、そのための理論的な支柱となる書籍です。

学生の方には、近年多数の会計基準等が公表され複雑になっている財務会計の全体像を、シンプルな中小会計要領を本書で学ぶことで、その本質を理解できるようになると思います。

税理士・会計士および会計事務所の職員の方々には、中小会計要領に基づく実務を行う際のバイブルとして、デスクに1冊常備して、折に触れてご覧いただきたいです。

中小企業の経営者・経理担当者の方々および金融機関の職員の方々には、中小企業における会計の重要性を認識いただくとともに、実務の羅針盤にしていただきたいです。

ぜひぜひご覧ください!