法律

Q&A連鎖販売取引の法律実務

立ち読み

定価:3,080円(税込) 送料について

発行日:2018-03-27
A5判/264頁
ISBN:978-4-502-25621-9

紹介文

近時、大手企業を含めて、ネットワークビジネス会社の業務停止処分が増えており、特定商取引法を知り、会社経営者、会員双方でのその内容に従った対応を解説。 

評価

1件の評価があります。

Q&A連鎖販売取引の法律実務 亀岡一郎(全国直販流通協会代表理事)さんのコメント (2018/06/20)
本書の著者である千原曜弁護士に当協会の顧問弁護士としてダイレクト・セリング全般の法律相談に応じていただくようになって10年が経った。千原弁護士には販売現場で苦労する方々の立場も十分に理解されており、現場の課題もわかったうえで的確な法律解釈を迅速にしていただき、大変感謝している。
世界では、口コミで健康美容商材を普及させる販売形態を「ダイレクト・セリング」と呼び、日本でいうネットワークビジネス(NB)、連鎖販売取引、MLMと同等の意味で使われるほど普及したビジネス手法となっている。市場規模は25兆円を超えており、消費者に対するコンサルティング的、アドバイザー的な商品紹介手法は異業種からも着目された販売方法となっている。中国やアジア新興国でも成長が著しい分野だ。
コンプライアンス担当者やお客様対応担当者が法解釈で頭を抱えたり、こじれた消費者相談に悩んだりした具体的課題について明確に回答した日本流通産業新聞の連載をベースに、新たに今回、連鎖販売取引の相談に特化して加筆してあり、NB企業の経営スタッフのみならず、グループを組織するリーダークラスにも役立つ内容が満載となっている。
一部の悪徳事業者のために圧倒的多数の真面目な業者まで一括りで悪徳視されてきたネットワーク業界の抱える悩みに、冷静で的確な判断を提供してこられた記録であり、そのなかには、千原弁護士の見識を頼って寄せられた質問だけでなく、「千原弁護士なら回答してくださるだろう」と日本流通産業新聞に寄せられた質問も取り上げられている。
本書の構成は、分類のしかたが巧みで、第1章「ネットワークビジネス会社法務部の役割」、第2章「概要書面・契約書面の説明」、第3章「NB運営に当たっての重要ポイント」、第4章「行政処分を受けないためのコンプライアンスシステムの構築」、第5章「行政処分を受けないための会員指導・教育」、第6章「行政処分を受けないための行政対応等」など具体事例を踏まえた形で記述されている。
また、最近のSNSブームも踏まえて第8章「メール・SNS利用に当たっての注意点」での警告は、若年層に被害が発生しないように書かれている。
とりわけ、第3章「NB運営に当たっての重要ポイント」においては、「NB立ち上げ時の注意点」、「ウェブからの会員登録の可否と注意点」、「愛用者会員をビジネス会員に勧誘する場合」、「NBと会員の小売りのコンプライアンス」、「クーリング・オフでの返金範囲」、「クーリング・オフ時にセミナーの代金返金は必要か」、「話し合いで契約続行となったがクーリング・オフ妨害になるか」、「転売禁止措置と独禁法」、「サロン出店の注意点」、「外国人登録の注意点」などコンプライアンス担当が一様に悩んできた解約に関する課題についても、どう法的に解釈すべきかを明確に打ち出しており大変心強い。
評価を書き込む

すべての項目が必須です。

ニックネーム
タイトル
評価
画像認証
左の画像の英数字を入力してください。
※不正なアクセス防止の為、画像認証を行っています。