ビジネス・実用

IPOを目指す会社のための資本政策+経営計画のポイント50

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定価:2,530円(税込) 送料について

発行日:2019-08-09
A5判/212頁
ISBN:978-4-502-31831-3

紹介文

3つの事業会社でCFOとして「資本政策」と「経営計画」の策定に携わり、IPOに導いた実務者による解説書。実際の経験を踏まえているので、気になる疑問・留意点がわかる。

目次

3つの事業会社でCFOおよび経営企画室長として、IPOを成功させた実務者による解説書。
実際の経験を踏まえているので、気になる疑問・留意点がわかりやすい。

◎ スタートアップ・ベンチャー企業の経営者に必要な知識が身につく
◎ IPOを成功させるための「資本政策」と「経営計画」の要点が理解できる
◎ 計画的・継続的な成長を実現するためのポイントがこの1冊でわかる


■本書の構成■

第1章 資本政策と経営計画はセットで考える!
第2章 資本政策はイグジット時点を常に想定する!
第3章 エクイティストーリーは投資家視点を常に意識する!
第4章 経営計画は自社が創りたい世界から逆算して策定する!
第5章 経営計画からイノベーションを創造する!

評価

1件の評価があります。

資本政策+経営計画のポイント50 大山陽希(㈱メタ)さんのコメント (2019/10/17)
旬刊経理情報2019年11月1日号 inほんmation欄より

資本政策という領域は参考になる書籍が本当に少ない。世にある資本政策がテーマの書籍では、制度の形式的な説明やメリットデメリットの整理に大部分が割かれており、具体的なアドバイスに踏み込んでいるものはさらに少ない。それは、資本政策というものに正解がないからであろう。個社ごとの事情により、選択すべき手段は変わってくるし、手段が同じでも「いつ」とか「どのくらい」という部分を詳述しようとしても不可能だからである。経営計画の策定についても同様に、個社ごとにやり方は異なり、一般論でのあるべき方法論を記している書籍はあるものの、具体的な考え方やアドバイスが書かれている書籍はあまりないのが実情である。
IPOを目指す企業の資本政策は、会社法、金商法、証券取引所のルールに加え、ファイナンス理論や自社の事業に対する理解がないと立案が難しい総合格闘技のようなものである。また、経営計画の策定とその後のモニタリングの方法についても同様に、考慮すべき事項は想像以上に多い。そしてそれぞれの領域が有機的に連動するため、経営者やCFOがどうすればよいか迷ってしまう領域でもある。そのうえ、資本政策については失敗すると後戻りできないし、インパクトが大きい。
本書は、かなり実務寄りに、一般的には書きにくいと考えられることも著者の考えとして書かれている。この書評を書いている私自身も、IPOに関する書籍を書いたことがあるが、本に書けることというのは驚くほど少ない。誰が読んでも頷いてもらえる一般論での正解しか書けないのだ。この点、本書においては、著者の実際の体験から導き出された具体的なアドバイスまで踏み込んで書かれていることに大きな意味がある。そして、そのアドバイスを記している著者は3社のIPOを成功させているのだから説得力もある。ストック・オプションの付与や、資産管理会社の設置、従業員持株会の設置などについて、「いつ」、「どうやって」、「どのくらい」についての1つの正解を示してくれるだろう。
また、「IPOを目指す会社のための」という前置きが題名に付けられてはいるが、上場はゴールではなくスタートというスタンスを明確に取っている。IPOをゴールに見据えていると、IPO後のセカンドファイナンスに目が向かないのが通常である。しかし、重要なのはIPOよりもその後であり、資本政策を考えたときに、IPOまでと、IPO後を切り分けることに意味はない。
他に特筆すべきは、IPO後のセカンドファイナンスにて取り得る方法について、最新の手法が概括されていることだ。この点においても、本書は非常に有用であろう。
本書は、上場したいという決算期の3~4年期前、もしくはIPOというキーワードが社長の口から初めて出るくらいのタイミングで読むとよいのではなかろうか。もちろん、初めからIPOを目指すスタートアップ企業の経営者やCFOが将来を見据えて参考にするのは、よりよい活用法だろう。
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