IFRSプロフェッショナルマニュアル

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間島 進吾
石橋 武昭
志目 健二

定価(紙 版):5,500円(税込)

発行日:2017/02/10
A5判 / 472頁
ISBN:978-4-502-21061-7

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本の紹介
IFRSの基本から最新論点について、会計処理、開示、監査対応等を、基準等の表面的解釈にとどまらず、概念フレームワーク等を踏まえ実務レベルで使えるよう深掘りして解説。

目次


IFRSプロフェッショナルマニュアル
目次

第Ⅰ部 IFRS総論
  第1章 IFRSの基本的な考え方
  第2章 概念フレームワーク
  第3章 初度適用
  第4章 財務諸表
  第5章 会計方針,会計上の見積りの変更及び誤謬

第Ⅱ部 財政状態計算書
  第6章 金融商品(新基準)
  第7章 棚卸資産
  第8章 有形固定資産
  第9章 投資不動産
  第10章 無形資産
  第11章 資産の減損
  第12章 引当金,偶発負債および偶発資産,保証

第Ⅲ部 包括利益計算書
  第13章 収益認識(新基準)
  第14章 政府補助金
  第15章 株式報酬
  第16章 従業員給付(退職給付会計を含む)(新基準)

第Ⅳ部 その他の重要トピックス
  第17章 法人所得税
  第18章 企業結合
  第19章 連結財務諸表
  第20章 リース会計(新基準)
  第21章 外貨換算
  第22章 業界固有の会計基準(鉱物資源,農業,保険契約)

  ⎝注⎠ 近年で大きな基準改訂のあった項目には(新基準)と記して       います。

  索引


著者プロフィール
間島 進吾(まじま しんご)
[担当] 第₁章,第2章,第4章,第15章,第17章,第18章,第20章,第21章,第22章
中央大学商学部教授 日本・米国公認会計士(ニューヨーク州)
1971年中央大学大学院商学研究科修士課程修了。1972年公認会計士登録。1975年PeatMarwick Mitchell & Co.(現, KPMG LLP)ニューヨーク事務所入所。1980年米国(ニューヨーク州)公認会計士登録。1987年KPMG LLP 監査担当パートナー。1997年KPMG LLP
日本関連事業部米国北東部統括パートナー(監査部門/ 税務部門/ コンサルティング部門)および日本関連事業部全米統括パートナー(監査部門)。2006年より現職。2006年から2010年まで公認会計士試験委員(監査論担当)を歴任。現在,一部上場企業の社外取締役および社外監査役, 国立研究開発法人監事を務める。

石橋 武昭(いしばし たけあき)
[担当] 第3章,第6章,第9章,第12章,第13章,第14章,第16章
日本・米国公認会計士(ニューヨーク州)
1995年東京大学経済学部卒業。1996年に渡米,KPMG LLP ニューヨーク事務所にて金融機関から大手電器メーカーまで幅広い業種の監査に従事。事務所内やクライアント向けセミナーも多く手がけた。2007年より監督機関に転身,数百社の上場企業の開示を見てきた経験を持つ。

志目 健二(しめ けんじ)
[担当] 第5章,第7章,第8₈章,第10章,第11章,第19章
公認会計士
1988年早稲田大学卒業。1990年に渡米し,KPMG LLP ニューヨーク事務所にて主として製造業,サービス業の会計監査に従事。ニューヨークでは,中堅会計事務所にてプリンシパル,日系子会社(製造業,総合商社)にて財務経理責任者も務め,監査をする側・受ける側の両方の経験を持つ。2013年に日本帰国後,大手監査法人にてリスク管理アドバイザリー業務に従事。現在,志目公認会計士・税理士・行政書士事務所代表ならびに日本公認会計士協会にて研究員(非常勤)を務める。



















著者紹介

間島 進吾(まじま しんご)

石橋 武昭(いしばし たけあき)

志目 健二(しめ けんじ)

担当編集者コメント
海外での実務経験豊富な著者によるIFRSの解説書です。
IFRSの実務書は多数刊行されていますが、本書の特徴は、以下のとおりです。

➊豊富な設例と解説図表による、実務家のための必携マニュアル
シンプルな仕訳例やわかりやすい設例、流れが一目瞭然となる図表をふんだんにとり入れて基準をビジュアライズ。規定が曖昧な実務上の悩みどころや論点にズバリ解釈を提示します。

❷最新のリース・収益・金融商品基準まで完全網羅
概念フレームワークから始まり、企業結合や連結といった基本論点はもちろん、保険などの特殊業界、最新のリース・収益・金融商品基準まで網羅。

❸経理担当者の目線での「会計処理のポイント」
日本企業の経理担当者が知りたい実務上の会計処理ポイントに焦点を合わせ、痒いところに手が届く会計処理マニュアルを目指しました。

❹監査対応上のアドバイス
監査経験豊富な著者陣が、論点ごとに、監査への対応上の勘所をアドバイス。期末に監査人からのチャレンジを受けたり修正を受けるリスクをマネージするための、他書には見られない貴重な付加価値を提供。

❺論点
「なぜこのような規定になっているの?」「この基準、矛盾していないか?」といった疑問に答え、あるいは提示する「論点」を展開。将来の基準改訂と開発に対するメッセージを含めています。

❻日本基準との比較
単体ベースで国内基準処理を行っている日本企業にとって有難い、日本基準との比較を各章に装備。網羅的なIFRS仕訳をサポート。

❼基準のリファレンス
大事なところは基準本文で確認できるよう、参照パラグラフを丁寧に付記。

私としての最大の特徴は、③④ですね。
特に監査対応上のアドバイスは類書になく、貴重なものと思われます。
また、各章の解説は、まずPointを示し、そのPointの内容をくわしく解説しているので、細目次のPointだけ読んでも、当該基準の大枠が把握できるという優れモノ。
ここは、③④とともにぜひ書店で手にとってご覧いただきたいところです。

なお、実務書ではありますが、研究者の先生方にも有益な内容が盛り込まれています。

ぜひぜひご覧ください!