CSR活動の経済分析―持続可能な社会に必要な理論と実証

遠藤 業鏡

定価(紙 版):4,400円(税込)

発行日:2020/10/30
A5判 / 176頁
ISBN:978-4-502-36361-0

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本の紹介
コーポレートガバナンスとCSR活動との関係性など現代の企業統治を語る上で欠かせないテーマにデータで切り込む。株主重視とステークホルダー重視の二項対立を超克する。

目次



CSR活動の経済分析
■持続可能な社会に必要な理論と実証
目次

まえがき
第1章 CSRが問われる背景
 第1節 退却する国家と越境する企業
 第2節 社会的責任の共通言語化
 第3節 CSRは時代遅れの言葉か

第2章 CSR諸類型の検討
 第1節 CSRの3類型
 第2節 営利法人は公益的CSRを実践できるか
 第3節 消極的CSRの限界:官民二分法の陥穽

第3章 規範的分析
 第1節 株式会社とは何か
 第2節 経営者の行動規範
 第3節 株式会社の本質
 第4節 あるべきCSR

第4章 実証分析概説
 第1節 アウトカム分析
 第2節 決定要因分析
 第3節 マテリアリティ

第5章 環境パフォーマンスと企業価値
 第1節 はじめに
 第2節 先行研究のサーベイ
 第3節 方法
 第4節 推計結果
 第5節 考察

第6章 環境パフォーマンスの決定要因
 第1節 はじめに
 第2節 先行研究と仮説
 第3節 方法
 第4節 推計結果
 第5節 考察

第7章 「陰鬱な科学」を「希望の科学」へ
 第1節 本書の含意
 第2節 我々にできること

あとがき



著者プロフィール
〈著者紹介〉
遠藤 業鏡 (えんどう かづみ)
内閣官房企画官。


著者紹介

遠藤 業鏡(えんどう かづみ)