証券会社の「儲け」の構造

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三田 哉

定価(紙 版):2,640円(税込)

発行日:2013/04/05
A5判 / 224頁
ISBN:978-4-502-47880-2

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本の紹介
手数料の自由化以降、さまざまな収益源を模索し続けている証券会社。彼らはいかに対応し、どこへ向かおうとしているのか。著者ならではの鋭い視点でその実像を深くえぐりとる。

目次


証券会社の「儲け」の構造
目次

 はじめに

第1章 証券会社の中の人々
 第1節 リテール営業部門
 第2節 マーケット部門
 第3節 投資銀行部門
 第4節 その他の人々

第2章 減少し続ける委託手数料
 第1節 衰退一途の委託手数料
 第2節 ネット証券,電子取引という破壊者
 第3節 さらなる追い討ち
 第4節 救世主となるか,ブロックトレード

第3章 リテール営業が狙う次なる商品
 第1節 仕組債はデリバティブズではありません
 第2節 そうだ,お客さんの株を無断拝借しよう…株券貸借取引
 第3節 何もしなくても…投資信託
 第4節 外国株でキメて

第4章 ファイナンスの世界
 第1節 全員参加型ディール…公募
 第2節 ファイナンスでアービトラージ
 第3節 グリーンシューオプションって何?
 第4節 日本で流行するか,ライツイシュー

第5章 トレーディングの現場
 第1節 上澄み液を吸うデリバティブズトレーダー
 第2節 もう来ないETFディールブーム
 第3節 ハイフリークエンシー取引ってなんだ?

第6章 第三者割当ビジネスの隆盛と衰退
 第1節 諸行無常のMSCB
 第2節 本当に大丈夫か? 第三者割当増資の評価

 あとがき


著者プロフィール 三田 哉(さんだ はじめ)
1964年生まれ。
東京大学大学院航空工学修士。
野村證券,バークレイズキャピタル証券,みずほ証券を経て,サンライト株式会社代表取締役。
エクイティ・デリバティブズにおいてクォンツ,トレーダー,ストラクチャラーとさまざまな経験を有する。

主な著書
『デリバティブズ・ビジネス入門』(中央経済社)























著者紹介

三田 哉(さんだ はじめ)

担当編集者コメント
「コミッションが足りないよ~。俺はコミッションがないと死んじまうんだよ~」。帯で影の招き猫が嘆いています。コミッションとは手数料のこと。証券会社の収益の相当割合を占めていましたが,現在では20%程度まで下落。これまで,そしてこれから,証券会社はどう生き残りを図っていくのでしょうか。時折織り込まれているブラックな笑いを誘うエピソードとともに考えていきます。