会計

経理・財務担当者のための「経営資料」作成の全技術

定価:5,940円(税込) 送料について

発行日:2019-06-18
A5判/496頁
ISBN:978-4-502-30771-3

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紹介文

経営の要である経理・財務部門の資料作成スキルを徹底指南。実例をベースにした違反例と改善例を対比しながら、150あまりのケーススタディで解説。これで経営者も納得。

評価

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経理・財務担当者のための「経営資料」作成の全技術 関鎮(伊藤忠テクノソリューションズ㈱)さんのコメント (2019/08/30)
旬刊経理情報2019年9月10日号・inほんmation欄より

「経営資料作成」の「経営資料」とは何だろうか? 経理・財務担当者のための技術といっても、財務諸表や会計基準のことではない。経理・財務担当者が上司や経営者に対してパワーポイントで作成するプレゼン・説明・報告資料のことである。
経理・財務担当者といえば、会計・税務の専門知識を持ち財務諸表を取りまとめるのが基本の業務であるが、今日、さらに求められるのは、そこから導かれる課題、問題点を分析し、経営者に適切な提言をすることである。そこでは適切な資料が建設的な議論を可能とし、正しい結論や方針を効率的に導くことになるであろう。
本書は、まさに現代の経理・財務担当者が、わかりやすい経営資料を作成するための指南書である。
よい資料には何が必要か? 筆者は、5つのステップに分け、その準
備段階から報告までを網羅して解説している。具体的な違反例を挙げながら、誤解を与えず、正しく理解をしてもらうためのノウハウを解説し、その改善例を提示している。陥りがちな落とし穴も的確に指摘しており、まさに目からウロコの指導書である。
筆者は、作成者がとことん考える(準備する)ことが重要としたうえで、スライドを作成すると同時に、読み手の「なぜ」に答え、「だからこうだ」と理解を促すために、どのように資料を作成したらよいか、まず、マインドセット、そして基本原則を明確にしている。
特に第3ステップの「スライド作成」では、5つの「技術」が詳細に解説されている。
まず、「整理の技術」では、資料構成、タイトルの使い方、メッセージの考え方、そして、漏れなく、ダブりなくスライドを整理する技術に言及。次の「視覚の技術」は、まさにパワーポイントの特性を生かした効果的な見せ方。理解を深めてもらうための、読み手視線のテクニック。色も重要な要素である。
続く「図解の技術」では、図表を使う時の留意点を解説。図解は、いいたいことを適切に表現できないと読者の感覚とズレてくる。グラフやチャート、表や図形などが効果的に使われなければ逆効果だ。
そして「言語の技術」。読み手は皆同じではなく、言葉、単語の使い方も、人それぞれだ。一般的な言葉使いでも意味が異なることを、わかりやすく例示している。
最後に「論理の技術」。まさに根幹であり、明確な主張を展開するのに必要な考え方が整理されている。主張の理由、論拠、事実と意見の区別、課題と原因、そして解決策など、明確な論理展開の手法がまとめられている。自分自身の考えを整理するのにも大いに役立つ技術だろう。
後段では、資料作成への取組み方、構成のしかた、報告にあたっての留意事項等にも網羅して言及している。一貫しているのは、まさに「おもてなし」の精神。「読み手のため」の資料作成が重要であり、その結果、理解を促し、最善の判断への近道とすることができる。まさに経営をリードする現代の経理・財務担当者にお勧めの1冊である。
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