会計

今から始める・見直す管理会計の仕組みと実務がわかる本

定価:2,700円(税込) 送料について

発行日:2018-03-13
A5判/248頁
ISBN:978-4-502-25731-5

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紹介文

組織内会計士として十数年実務に携わった著者ならではのノウハウがいっぱい!予算作成から月次分析、KPIの管理だけでなく、インフラづくりのポイントまで平易に解説。

評価

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管理会計の仕組みと実務がわかる本 生川治(合同会社西友 監査部)さんのコメント (2018/06/06)
事業会社で管理会計の実務を行っている方が、他社の管理会計の実務に接する機会は皆無であると思われる。また、世に出版されている管理会計と名の付く書籍は理論学習に重きを置いている場合がほとんどである。そのようななかで本書が出版された。
本書の特徴としては、著者の予算管理実務から得られた貴重な経験や管理会計部門への役割や期待が具体的に(随所にエクセルフォーマットあり)細大漏らさずに記載されており、実務にそのまま活用できる点である。
第1章では、実務の管理会計は3段階あるとしたうえで、まずは慣れ親しんだ予算管理から始めることを強くすすめている。それを受けて第2章と第3章では、予算作成を2つのステップに分けて、準備編ではトップダウンのアプローチで予算作成を行い、最終的に経営者との双方向のコミュニケーションの重要性を管理会計部門の重要な役割とし、本番編ではボトムアップのアプローチで予算作成を行い、社内各部門から情報収集し、経営者より予算の最終承認をもらうプロセスを丁寧に記載している。
そして作り上げた予算をもとに、第4章では、月次決算分析の重要性および月次報告を経営者目線で準備すること、実績数値の前期との比較および予算との比較について、ポイントを絞って記載している。さらに予算実績比較で予算の鮮度に起因する年度の着地見込みの問題を挙げたうえで、第5章につなげている。この章では予測の位置づけから、予測を作成する頻度とその理由、予測作成の具体的な進め方を記載している。
以降、第6章では、 部門別損益計算書において特に本社費のコスト配賦のリスクを考慮したうえで、本当に配賦を行う必要があるのか、第7章では、基本的なKPIの説明と各管理会計のイベントのなかでどのようにKPIを扱えばよいのか、第8章では管理会計のしくみづくりにおいて、特に実務の効率化のために各種データを保管しておくべきフォルダやファイルの体系や名称にも細心の注意を払う必要があることを記載している。そして最後の第9章では、管理会計を社内で実践していくうえで、実務上有効な他部門とのコミュニケーションの取り方について、相手方とWin-Winの関係をどのように構築すべきか、さらには経営者とのコミュニケーションのポイントまでも記載している。
著者の梅澤真由美氏は、公認会計士として制度会計の監査を経験したうえで、事業会社で管理会計業務を10年にもわたって経験されてきた。本書が優れているのは、著者が管理会計と制度会計に精通したうえで、管理会計業務をどのように実務に落とし込んでいけばよいか、管理会計部門の役割も考慮して極めて具体的に記載している点である。
事業会社で管理会計の実務を担っている管理会計部門はもちろんのこと、制度会計の数値を扱う経理部門の方にも是非読んでもらいたい唯一無二の良書である。
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