インターナル・マーケティング―内部組織へのマーケティング・アプローチ

  • 書籍品切れ中

木村 達也

定価(紙 版):4,180円(税込)

発行日:2007/05/01
A5判 / 340頁
ISBN:978-4-502-39180-4

ただいま品切れ中です

入荷をお待ちの方は、
お気に入りリストへご登録ください

  • ただいま品切れ中です

    入荷をお待ちの方は、
    お気に入りリストへご登録ください

本の紹介
すぐれた統合的なマーケティングは内部組織での協働が必要であり、そのために必要な内部組織に対するマーケティングの機能と役割を多角的に分析し新たな体系を再構築した労作。

目次


インターナル・マーケティング
目次

第1章 本書の目的と構成
 第1節 本書の目的
 第2節 研究の方法
 第3節 本書の構成

第2章 インターナル・マーケティングの基本概念
 第1節 背景
 第2節 定義・コンセプト
 第3節 範囲
 第4節 取引コストの視点
 第5節 内部供給者と内部顧客
 第6節 小括

第3章 マーケティング組織に関する先行研究
 第1節 組織設計の理論
  1−1 組織設計と競争優位性
  1−2 コンティンジェンシー理論
  1−3 分化と統合
  1−4 有機的組織と機械的組織

 第2節 マーケティング組織と環境適応
  2−1 マーケティング部門の発展の流れ
  2−2 マーケティング部門の組織課題
  2−3 マーケティング部門の位置づけ

第4章 インターナル・マーケティングとR&D
 第1節 市場ニーズと技術シーズの統合
 第2節 製品開発とマーケティング
 第3節 部門間連携の問題
 第4節 部門間の連携をどうはかるか
 第5節 製品開発と顧客をどうつなぐか
 第6節 製品開発プロジェクトの2つのスタイル

第5章 マーケティングとR & Dの連携に関する実証研究
 第1節 はじめに

 第2節 調査の概要
  2−1 データの収集
  2−2 設問設計
  2−3 概念および測定項目

 第3節 マーケティングとR&Dの連携
  3−1 両部門における連携の状況
  3−2 製品市場導入と部門間連携の測定

 第4節 新たな概念モデルに基づく分析
  4−1 概念の操作化と測定項目
  4−2 仮説の提示
  4−3 仮説の検証結果と考察
  4−4 部門間の傾斜傾向の違い
  4−5 発見事項のまとめ

第6章 インターナル・マーケティングとセールス
 第1節 はじめに
 第2節 マーケティング・コンセプトにおけるセールスの位置づけ
 第3節 営業環境の変化
 第4節 マーケティングとセールスのコーディネーション
 第5節 営業とマーケティングの統合へ向けて
 第6節 小括

第7章 インターナル・マーケティングと人的資源管理
 第1節 先行研究
 第2節 マーケティングと人的資源管理
 第3節 人的資源管理のためのインターナル・マーケティング
 第4節 インターナル・ブランディング
 第5節 小括

第8章 サービスにおけるインターナル・マーケティング
 第1節 サービス化するビジネス
 第2節 背景
 第3節 サービスに関するモデル
 第4節 サービス組織におけるインターナル・マーケティング
 第5節 小括

第9章 主要な課題と実践への提案
 第1節 3つのレベルの障壁
  1−1 概念の有効性への問いかけ
  1−2 組織上の問題
  1−3 プログラム運営上の問題

 第2節 統合型マーケティング
  2−1 インターナル・マーケティングとエクスターナル・
       マーケティングの統合
  2−2 IM・EMマトリックス
  2−3 実施のための4Mフレーム

第10章 まとめと今後の課題
 第1節 要約
 第2節 本研究の成果
 第3節 今後の課題

 参考文献

 索  引

著者プロフィール 木村 達也(きむら たつや)
1958年 岡山県に生まれる
1981年 早稲田大学商学部卒業
1992年 英ランカスター大学大学院(MBA)修了
2003年 早稲田大学ビジネススクール助教授
現 在 同教授,博士(学術)

【主要著書】
『マーケティング活動の進め方』日本経済新聞社,1999年
『コトラーの戦略的マーケティング』(翻訳)ダイヤモンド社,2000年
『現代のマーケティング』大学教育出版,2003年
『インターネット・マーケティング入門』日本経済新聞社,2005年 など

























著者紹介

木村 達也(きむら たつや)