イノベーション論入門

土井 教之 編著
宮田 由紀夫 編著

定価(紙 版):2,860円(税込)

発行日:2015/03/06
A5判 / 236頁
ISBN:978-4-502-13541-5

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本の紹介
新製品・サービス・製法の実現の他、新しい事業モデルや経営手法の創造を含めた広義のイノベーションについて、促進する社会制度の設計にも触れた入門書。

目次


イノベーション論入門
目次

 はじめに

第1章 イノベーションと社会
 1 イノベーションとは何か
 2 イノベーションが社会に及ぼす影響
 3 イノベーションと人間の生活

第2章 イノベーションの基礎理論
 1 イノベーションのモデル分析
 2 市場と政府
 3 ナショナル・イノベーション・システム

第3章 イノベーションの普及
 1 イノベーションの普及プロセス
 2 イノベーションの性質と普及
 3 イノベーション採用側の性質と普及
 4 イノベーション供給側の思惑と普及

第4章 イノベーションを担う人材
 1 職業能力の専門化
 2 イノベーションに係る人材
 3 研究者の育成(明治期以降の高等教育制度)
 4 これからの研究者育成とイノベーション

第5章 イノベーションと産業
 1 第1次産業革命
 2 第2次産業革命
 3 第3次産業革命
 4 イノベーションと雇用形態

第6章 イノベーションと企業戦略
 1 イノベーションと企業組織
 2 イノベーションをめぐる競争
 3 事例研究─ソニー
 4 競争政策と企業

第7章 イノベーションと共同研究開発
 1 共同研究開発の現状
 2 経営学から見た共同研究開発の利点
 3 経済学から見た共同研究開発の利点
 4 共同研究開発がもたらす問題

第8章 イノベーションとアントレプレナーシップ
 1 アントレプレナーシップの定義・役割
 2 アントレプレナーの特徴
 3 アントレプレナーの直面する課題
 4 アントレプレナーシップ促進策

第9章 イノベーションと特許
 1 知的財産と特許の定義
 2 特許制度の理論
 3 特許と企業戦略
 4 特許の経済効果

第10章 イノベーションと標準
 1 標準の定義と分類
 2 標準化のプロセス─ 標準と競争
 3 標準のミクロ経済的効果

第11章 イノベーション政策
 1 イノベーション政策とは何か
 2 産学連携と大学発スタート・アップ
 3 国家プロジェクト
 4 政府調達

 ■索  引



著者プロフィール ◆編著者紹介
土井教之(どい のりゆき)
神戸大学大学院経済学研究科修了(経済学博士)
関西学院大学経済学部教授
主な著作:
『企業合併の分析─国際比較』(共著)(中央経済社,1980年)。
『ベンチャービジネスと起業家教育』(共著)(御茶の水書房,2002年)。『ビジネス・イノベーション・システム─能力,組織,競争』(共著)(日本評論社,2009年)など。
また,外国雑誌を含む諸雑誌に論文を多数掲載

宮田由紀夫(みやた ゆきお)
Washington University( St. Louis)大学院経済学研究科修了(経済学Ph.D.)関西学院大学国際学部教授
主な著作:
『アメリカにおける大学の地域貢献』(中央経済社,2009年)。
『アメリカのイノベーション政策』(昭和堂,2011年)。
『アメリカの産学連携と学問的誠実性』(玉川大学出版部,2013年)。
『アメリカ航空宇宙産業で学ぶミクロ経済学』(関西学院大学出版会,2013年)




















著者紹介

土井 教之(どい のりゆき)

宮田 由紀夫(みやた ゆきお)