会計

すらすら金融商品会計

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定価:2,420円(税込) 送料について

発行日:2017-12-15
A5判/224頁
ISBN:978-4-502-25191-7

紹介文

そもそも対象となる「金融商品」とは何か、から説き起こし、有価証券、金銭債権債務、デリバティブといった分野別に会計処理を解説。図解と平易な語り口で苦手意識も解消!

評価

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すらすら金融商品会計 山田真樹生(トパーズ・キャピタルさんのコメント (2018/04/04)
「運用の時代」といわれて久しい。1,300兆円といわれているわが国の貯蓄マネーは、たんす預金以外は、銀行、保険、年金といった形態となり、機関投資家の手によって運用されている。グローバルに運用市場は広大であり、日々辣腕の相場観に長けたファンドマネジャーがしのぎを削って戦っている。
しかし、その強者達も、「金融商品会計」、「複式簿記」、「時価評価」、「満期保有」、「洗替法と切放法」、「デリバティブ」、「ヘッジ会計」等と並べられると、なかには「いや、私はその手の話はからっきし弱くて、ミドル部門に任せていますから」といった担当者、いや、担当者のみならず管理者も多いのが実情ではなかろうか。
リーマンショックからちょうど10年を迎えている。あの当時の「非常事態」ぶりは今や記憶としてやや薄れてきているのではなかろうか。筆者も当時は証券会社において債券を中心とする営業に携わっており(その時代、本書の著者である岡本氏と職場を同じくしていた)、日々自分が営業しているプロダクト、あるいは過去に機関投資家に購入していただいた運用商品の時価が奈落の底に落ちていく恐怖を味わったものである。機関投資家・辣腕マネジャー達は、それまで経験したことがないような「評価損」に見舞われ、「このプロダクトは時価評価適用なのか?」、「減損処理すべきか?」、「ヘッジしている、ヘッジ会計ではどうなるのか?」等々の「よく解らない」事項につき証券会社の営業マンに質問してきたものである。証券会社の営業としてはお問合せに対して「よくわからない」という回答では済まされない。
「おーい、岡本さん、顧客から〇〇〇といった問い合わせだけど、どう答えるべきなのだろうか!」と私なんぞは毎日のように岡本氏を頼ったものである。
「金融商品に関する会計基準」は読みづらく、特にファンドマネジャーや証券会社の営業マンには独習は困難である。また、運用会社のミドル・バック部門に初めて配属された若手にしても同様なのではなかろうか。金融商品会計に関係する基準、規定は多岐にわたっており、例外規定も多数設けられているのが実情だ。
そこで本書が世に出てきたのはまさに「痒い所に手が届く」こととなった。難解な「金融商品に関する会計基準」を有価証券、金銭債権債務、デリバティブ、その他の分野別にまとめ直し、それぞれのポイントを非常に実務者にわかりやすく解説してくれている。まさに、「あの時」の岡本氏が「相場しか語れないフロントの営業マンにいかにわかりやすく解説するか」、といった経験を踏まえた実務書である。
題名どおり、本書は「すらすら」読めて、絵で見てわかる工夫が凝らされている。これであれば苦手意識のある方々でも楽しく読めるであろう。
マーケットも10年1区切りである。そろそろいつ何時「リーマンショック」が再来しないとも限らない。「備えあれば憂いなし」である。
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