企業会計研究のダイナミズム

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伊藤 邦雄 編著

定価(紙 版):5,720円(税込)

発行日:2012/05/29
A5判 / 468頁
ISBN:978-4-502-45440-0

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本の紹介
さまざまな制度的枠組みの中で会計情報が果たす役割、会計政策のメカニズムやその論理、企業の開示行動の動機や論理、企業評価と実証研究の新たな展開について幅広く扱う。

著者紹介

伊藤 邦雄(いとう くにお)
[プロフィール]
1951年千葉県生まれ
1975年一橋大学商学部卒業
1984年一橋大学助教授
1987年スタンフォード大学フルブライト研究員(~88年)
1992年一橋大学教授
1996年商学博士(一橋大学)
2002年一橋大学大学院商学研究科長・商学部長(~04年)
2004年一橋大学副学長(~06年)・税理士試験委員(~04年)
現在一橋大学大学院商学研究科教授・同MBAコース・ディレクター・同シニアエグゼクティブコース・ディレクター。日本証券アナリスト協会・証券アナリスト試験委員。

[主な著作]
『財務報告革命』(訳,白桃書房,初版1986年,第3版2010年)
『会計制度のダイナミズム』(岩波書店,1996年)
『企業評価と戦略経営』(訳,日本経済新聞出版社,初版1993年,新版1999年)
『グループ連結経営』(日本経済新聞出版社,1999年)
『コーポレートブランド経営』(日本経済新聞出版社,2000年)
『EVA-価値創造への企業変革』(訳,日本経済新聞出版社,2002年)
『戦略評価の経営学』(監訳,ダイヤモンド社,2003年)
『Global Accounting』(責任編集,中央経済社,2004~06年)
『ゼミナール現代会計入門』(日本経済新聞出版社,初版1994年,第9版2012年)
『無形資産の会計』(編著,中央経済社,2006年)
『ゼミナール企業価値評価』(日本経済新聞出版社,2007年)
『医薬品メーカー勝ち残りの競争戦略』(日本経済新聞出版社,2010年)
『危機を超える経営』(日本経済新聞出版社,2011年)

担当編集者コメント
 二十数名、会計学会一の人数を誇る伊藤邦雄門下生が総力をあげて執筆した研究書です。伊藤先生の教えを受けた研究者が、「ダイナミズム」を共通のスタンス・キーワードとして、研究成果を世に問います。
著者から
 本書の構成は、会計制度(第Ⅰ部)、会計政策(第Ⅱ部)、ディスクロージャー(第Ⅲ部)、そして企業(価値)評価(第Ⅳ部)に大きく分類できる。第Ⅴ部は、編著者自身の研究遍歴と会計研究の潮流の変遷を綴ったものである。本書の構成のモチーフに照らせば、まずは第Ⅴ部から読み始めていただき、「全体観」を得たうえで各部を読み進んでいただくのも良いだろう。
 私たちが描く会計研究のダイナミズムを形成する基本要素は、研究の間口と奥行きと時間軸での変化である。これら3つの要素で形作られた空間を提示したいというのが、私たちが共有した心象風景である。