

- 本の紹介
- 四半世紀以上読み継がれているロングセラーの最新版。第7版では、最新の事例・制度改正をフォローするとともに、よりわかりやすくするため内容を大きく見直している。
目次
第1章 会社の実態とは?―K君の疑問
第2章 複式簿記とは?
第3章 損益計算書とは?
第4章 貸借対照表とは?
第5章 キャッシュ・フロー計算書とは?
第6章 企業会計基準とは?
第7章 原価の計算とは?
第8章 公認会計士監査とは?
第9章 K君と教授との対話
- 担当編集者コメント
- 会計学全般(簿記、財務会計、原価計算、監査)を解説した定番書籍の最新版。
各分野を単純に解説するのではなく、冒頭に日立・パナソニックの決算書をもとに、それを読み込んでいくかたちに工夫されていますので、会計の意義をよりリアルに実感できると思います。
また、近年大学の会計学入門といった導入科目では、以前のような全体を広く薄く講義するかたちから、「決算書を読む」をコンセプトにした講義が増えていますが、本書は四半世紀前に出版されており、その先駆けともいえる内容です。
さらに財務会計の内容は、一般的なテキストより詳しく解説されており、財務会計のテキストとしてもよいですね。
監査の章は、千代田先生のご専門だけに、熱い想いが感じられます。
もう1点、本書の特徴として資料「日経経済図書文化賞」「日本会計研究学会太田・黒澤賞」「日本会計学会賞」の一覧表があります。
これにより、会計研究の大きな流れが読み取れますね。
四半世紀読み継がれているロングセラーテキスト、大学生やビジネスパーソンの皆様、ぜひぜひご活用ください!