法人税法入門講義〈第5版〉

金子 友裕
定価:2,750円(税込)

発行日:2021/03/01
A5判 / 228頁
ISBN:978-4-502-37951-2

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本の紹介
計算と理論の基礎が同時に学べるテキスト。第5版では、令和3年度税制改正をフォローするとともに、本文・章末問題についてより理解が進むように見直している。

目次

第1章 法人税法の基礎的事項

第2章 所得金額と法人の計算

第3章 益金の額と損金の額

第4章 交際費等

第5章 寄附金

第6章 同族会社に対する課税と役員給与の損金算入

第7章 租税公課

第8章 受取配当等の益金不算入と所得税額控除

第9章 有価証券

第10章 棚卸資産

第11章 減価償却

第12章 圧縮記帳

第13章 繰延資産

第14章 貸倒損失と貸倒引当金

第15章 その他の項目

補 章 組織再編税制、グループ法人税制、国際課税

著者紹介

金子 友裕(かねこ ともひろ)
明治大学大学院経営学研究科博士後期課程修了 博士(経営学)
明治大学助手、岩手県立大学講師・准教授、東洋大学准教授を経て、東洋大学教授(現職)。

[主要論文]
「法人税法における所得の帰属年度に関する検討」『税務会計研究』(27)、2016年
「法人税法からみた「企業結合」の検討」『會計』191 (4)、2017年
「税務会計教育に関する現状と課題」『会計教育研究』(5)、2017年
「消費税の現状と課題」『税法学』 (579)、2018年
「法人税法における返品調整引当金廃止の意義」『産業経理』78 (3)、2018年
「法人税法における「増資」の検討」『日税研論集』76、2019年
「法人税法における時価の検討」『租税実務研究』(10)、2019年
「法人課税制度における中小企業優遇措置の概要と課題」『税研』 (212)、 2020年

担当編集者コメント
東洋大学・金子友裕先生の法人税法・税務会計に関するテキストです。

本書の特徴は、次のとおり。

①計算と理論の同時学習できる!
法人税法、あるいは税務会計のテキストは、理論偏重のものが多いですが、申告納税制度を採用していることから計算さらにゴールである別表の作成まで行わないと全体像がみえないという問題意識から、計算を重視しています。井上久彌先生の名著『法人税の計算と理論』(税務研究会)の入門バージョンのイメージですね。
また、計算問題を繰り返し解けるように、HPに解答用紙を掲載しました。

解答用紙→https://www.biz-book.jp/collections/link_file/774

②学習者にわかりやすい体系!
法人税法、税務会計のテキストは、益金→損金の計算という体系のものがほとんどですが、本書は総論のあとに、交際費等のその期間に支出した費用の扱い、そのあと減価償却資産等の前後の期間との関係を考慮する必要のある項目を解説しています。これは、金子先生の講義経験から、まずは会計の知識を前提としない法人税法の取扱いのみを意識して学習できるところから入り、徐々に会計との関わりを考慮しなければいけない難易度の高いものへと進むことで、学習者の理解を促すように工夫されています。これは大きな特徴で、また会計と税の差異もしっかり解説している点も、両方に精通している金子先生ならではのものだと思います。

③全国経理教育協会の法人税法能力検定に対応!
本書は法人税法能力検定で学習成果をはかれるように、内容を完全対応させています。2級は、本書で十分合格可能だと思います。

④レイアウトを工夫!
本書の本文はページいっぱいまで文字を入れず、外側に余白をつくって、そこに根拠規定を入れています。これは、すき間をつくることにより、学生の方々に圧迫感を与えないようにするため(すこしでもやさしい印象を与えるため)、また書き込みをできるようにするため、初心者には本文にカッコ書きで根拠条文を示すと煩わしい等の理由によります。
さらに、税法の学習では条文の参照が必要ですが、初学者にはいちいち条文を調べるのはめんどくさいということがネックになるかと思います。この点、本書は重要条文を脚注のようにして収録しています。これも金子先生のこだわり+本書の特徴だと考えています。

第5版では、令和3(2021)年度税制改正までフォローするとともに、内容をさらにわかりやすく見直しています。

学部の税務会計・法人税法の講義、ビジネスに活きる法人税法(税務会計)の基礎知識の習得、さらに法人税法能力検定等に最適な本書をぜひご活用ください。