「法務の技法」シリーズ経営の技法

久保利 英明
野村 修也
芦原 一郎

定価(紙 版):3,520円(税込)

発行日:2019/01/22
A5判 / 388頁
ISBN:978-4-502-29101-2

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本の紹介
既存のガバナンスやコンプライアンス概念の問題点をあぶり出し、経営にいかすツールとして正しく用いるための「本質」を説く。法とビジネスを融合する新しい経営実践の方策。

目次


「法務の技法」シリーズ
経営の技法
目次

第1 章 基礎理論
 1−1  2つの会社組織論
 1-2 上の逆三角形①(株主と経営者の関係)
 1-3 上の逆三角形②(逆三角形の中身)
 1-4 下の正三角形(社長と従業員の関係)
 1-5 ガバナンスと内部統制
 1-6 忠実義務と善管注意義務
 1-7 コンプライアンス①(日本産業の劣化)
 1-8 コンプライアンス②(原因と対策)
 1-9 監査と法務の位置付け
 1-10 衆議独裁
 1-11 法と経営学の対話
 【おまけ小説 法務の小枝ちゃん】第1章 基礎理論  

第2 章 ガバナンス
 2-1 アメリカ型とヨーロッパ型
 2-2 社外取締役
 2-3 三様監査
 2-4 第三者委員会
 2-5 内部通報制度
 2-6 誤訳の罪
 2-7 ガバナンス不全の背景①
 2-8 ガバナンス不全の背景②
 【おまけ小説 法務の小枝ちゃん】第2章 ガバナンス 
 
第3 章 内部統制の理論
 3-1 リスク対応とは何か
 3-2 内部統制報告書の限界
 3-3 リスクアペタイト
 3-4 リスクセンサー機能
 3-5 リスクコントロール機能
 3-6 デュープロセス
 3-7 リスク統括部門
 3-8 学習と成長
 【おまけ小説 法務の小枝ちゃん】第3章 内部統制の理論  

第4 章 内部統制の設計
 4-1 不祥事予防のプリンシパル
 4-2 COSOとPDCA
 4-3 実体法,手続法,組織法
 4-4 性悪説とロイヤルティ
 4-5 PDCAおじさん
 4-6 企業文化は変えられるのか
 4-7 隠蔽体質
 4-8 経営者を交代する
 4-9 参謀,番頭,ジェネラルカウンセル
 4-10 相互牽制
 4-11 標準化
 【おまけ小説 法務の小枝ちゃん】第4章 内部統制の設計 
 
第5 章 内部統制の運用
 5-1 儲かる仕事ほど危ない
 5-2 統合リスク管理とリスクマップ
 5-3 リスク管理と見えざる資産
 5-4 人事施策
 5-5 企業保険の活用①(保険の必要性)
 5-6 企業保険の活用②(保険の検討過程)
 5-7 コミュニケーション
 5-8 「1万円入ります」
 5-9 落としどころを狙うな
 5-10 小事は大事
 5-11 コストカットによる体力低下
 5-12 社員教育
 【おまけ小説 法務の小枝ちゃん】第5章 内部統制の運用  

第6 章 法務部門の運用
 6-1 日の当たらない法務
 6-2 キャリアパス
 6-3 切り分けたピザかチーズか
 6-4 実体法的な企業防衛
 6-5 定期便
 6-6 契約書審査の工夫
 6-7 人事部門との関わり
 6-8 事業分野の専門性
 【おまけ小説 法務の小枝ちゃん】第6章 法務部門の運用 
 
第7 章 関連会社の管理
 7-1 内部統制型
 7-2 ガバナンス型
 7-3 アームズレングスルール
 7-4 現地に与える権限,与えない権限
 7-5 専門家のネットワーク
 7-6 デュアルラインを使いこなす
 7-7 企業保険の活用③(保険規制の多様性とリスク)
 7-8 企業保険の活用④(国際企業保険)
 7-9 「日本人を送り込むと業績が下がる」のはなぜか
 7-10 政治リスクと為替リスク
 【おまけ小説 法務の小枝ちゃん】第7章 関連会社の管理  



著者プロフィール
久保利 英明
野村 修也
芦原 一郎



著者紹介

久保利 英明(くぼり ひであき)

野村 修也(のむら しゅうや)

芦原 一郎(あしはら いちろう)