経営者自己統治論 |
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目次 第T部 序 論 第1章 本書の問題意識と課題 1 本書の目的と問題意識 2 本書の構成と各章の狙い 第2章 企業の社会的役割と社会的責任 1 はじめに 2 社会における企業の存在意義と役割の変化 3 日本における企業不祥事の頻発と企業の社会的責任 4 新しい企業の社会的責任への推移をめぐる内外の動向 5 おわりに 第U部 企業の統治と社会的責任に関する基礎研究 第3章 企業統治研究の課題 1 はじめに 2 企業統治の意味・問題と目的・構成 3 企業統治問題の発端と議論 4 企業統治問題の領域 5 企業統治問題の検討課題 6 おわりに 第4章 企業統治の役割・意義・機能 1 はじめに 2 企業統治に期待される役割 3 企業統治の実践的意義 4 企業統治の機能 5 企業不祥事と企業統治 6 おわりに 第5章 法令遵守経営の必要性と実効性 1 はじめに 2 コンプライアンスの意味と核心 3 法令遵守経営の背景と必要性 4 日本企業による法令遵守経営への取り組み 5 法令遵守経営の実効性 6 おわりに 第V部 日本企業の統治に関する研究 第6章 日本における企業統治改革 1 はじめに 2 日本における企業統治問題の背景 3 1990年代の日本における企業統治改革の制度的基盤作り 4 1990年代の日本における企業統治改革の提言 5 西暦2000年の日本における企業統治改革の実践 6 21世紀初頭の日本における企業統治改革の実践 7 日本における企業統治改革の今後 8 おわりに 第7章 日本企業における取締役会改革 1 はじめに 2 日本企業の統治・経営制度 3 日本企業における取締役会の現状と問題点 4 新たな基盤作りと各種機関による取締役会改革の提言 5 企業による自主的な取締役会改革の動き 6 商法改正に伴う大会社等の取締役会改革の動き 7 会社法の施行と大会社等の対応 8 おわりに 第8章 日米企業の不祥事と企業統治 1 はじめに 2 企業統治の機能 3 日本企業の不祥事:3つのケース 4 米国企業の不祥事:2つのケース 5 日米企業の不祥事と企業統治 6 おわりに 第W部 日本企業の社会的責任に関する研究 第9章 企業の社会的責任時代と松下幸之助 1 はじめに 2 松下幸之助の企業の社会的責任観 3 松下電器が継承する創業者の経営理念 4 日本企業による企業の社会的責任への取り組み 5 企業の社会的責任時代と松下幸之助 6 おわりに 第10章 日本企業における社会的責任経営の実践 ―オムロン・京セラの事例― 1 はじめに 2 オムロングループにおける社会的責任経営の実践 3 京セラグループにおける社会的責任経営の実践 4 おわりに 第11章 日本企業における社会的責任活動と人材教育 ―オムロン・京セラ・松下の事例― 1 はじめに 2 オムロングループの企業理念と社会的責任活動と人材教育 3 京セラグループの経営の原点と社会的責任活動と人財教育 4 松下グループの経営理念と社会的責任活動と人材教育 5 おわりに 第12章 企業の再生と統治・社会的責任 ―三井物産・雪印乳業の事例― 1 はじめに 2 三井物産の経営再生への道 3 雪印乳業の経営再生への道 4 おわりに 第X部 結 論 第13章 社会に信頼される企業の形成と経営者の課題 1 はじめに 2 日本の経営と経営者とに対する海外の評価 3 経営者とその経営力 4 企業不祥事に揺らぐ日本の企業社会と企業統治 5 「社会に信頼される企業」とは 6 「社会に信頼される企業」の形成に向けた経営者の課題 7 おわりに 第14章 社会に信頼される企業の条件 1 はじめに 2 「社会に信頼される企業」形成の実践的条件 3 「社会に信頼される企業」形成の前提条件: 企業統治と企業の社会的責任 4 おわりに 本書関連の著者の著作一覧 主要参考文献抄録 索 引 |
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■著者紹介 平田 光弘(ひらた みつひろ) 1934年福岡県に生まれる。 1958年横浜国立大学経済学部卒業, 1963年一橋大学大学院商学研究科博士課程単位取得。 明治学院大学助教授,一橋大学教授,東洋大学教授を経て, 現在,星城大学経営学部教授,一橋大学名誉教授。 博士(経営学)[東洋大学]。 日本経営教育学会副会長。日本経営学会理事。 経営行動研究学会理事。 主要著書: 『グーテンベルクの経営経済学』(森山書店), 『わが国株式会社の支配』(千倉書房), 『企業活動の理論と歴史』共編著(千倉書房), 『企業統治の国際比較』共編著(文眞堂), 『企業の責任・統治・再生─国際比較の視点─』共編著(文眞堂), 『現代経営学の基本課題』共著(文眞堂), 『コーポレート・ガバナンスとCSR』共著(中央経済社)。 [訳書]W.コルデス編・M.クルークほか著『シュマーレンバッハ 炎の生涯』共訳(有斐閣)ほか。 |