入門 課税要件論 |
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目次 序 論 課税とは「A+B+C=Z」 第1章 課税要件論 1 課税要件の重要性 2 租税法律関係 3 課税要件の意義 4 租税法律主義と課税要件 5 課税要件の5要素 第2章 課税要件の5要素を具体的にみる 1 納税義務者 2 課税物件 3 課税物件の帰属 4 課税標準 5 税率 第3章 課税要件の解釈と課税要件事実 1 法的三段論法 2 税法の適用 3 税法の解釈(法解釈) 4 課税要件事実の認定(事実認定) 5 立証責任 第4章 課税要件と通達規定 1 課税要件法定主義 2 通達規定の拘束力 3 相続財産の評価 4 通達規定の基準 5 通達のあり方 第5章 課税要件と租税回避 1 租税回避 2 租税回避の否認 3 私法上の法律構成による否認 4 限定解釈 5 否認規定 |
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木山 泰嗣(きやま ひろつぐ) 1974年横浜市生まれ。青山学院大学法学部教授(税法)。同大学大学院法学研究科ビジネス法務専攻主任(税法務プログラム主任)。鳥飼総合法律事務所客員弁護士(第二東京弁護士会)。 1998年に上智大学法学部を卒業後,2001年に旧司法試験に合格し,2003年に弁護士登録。ストック・オプション訴訟などの大型案件を中心に,実務家として税務訴訟(行政訴訟)・税務に関する法律問題を取り扱ってきた。2011年に『税務訴訟の法律実務』(弘文堂)で第34回日税研究賞(奨励賞)を受賞。2015年4月から現職に就き,税法研究及び法学教育に専念する。大学のゼミ及び大学院の演習では,ディベートなどを中心に税法を法的観点から捉える教育を徹底している。 著書に,『小説で読む民事訴訟法』(法学書院),『反論する技術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン),『法律に強い税理士になる』(大蔵財務協会),『税法読書術』(同),『新・センスのよい法律文章の書き方』(中央経済社),『超入門コンパクト租税法』(同),『分かりやすい「所得税法」 の授業』(光文社新書),『教養としての「税法」入門』(日本実業出版社),『教養としての「所得税法」入門』(同),『分かりやすい「法人税法」の教科書』(光文社)など,単著の合計は本書で56冊。 |